ランサムウェア対策に、バックアップ?! –現場を知る大塚商会だからオススメできる有効策とは

システムまるごと、簡単復旧 高度なバックアップ機能も標準搭載

 Arcserve UDPは、単なるバックアップツールではなく、データおよびシステムを保護するソリューションである。イメージバックアップであるため、データ量が増大するのではないかと不安に思うのも当然だ。しかしArcserve UDPは、標準で高度な「重複排除」機能が搭載されており、バックアップデータを容量効率よく保管することができる。特に、平川氏が推薦するように何世代ものバックアップを取得する場合には、重複排除機能は極めて有効である。

 「Arcserve UDPに標準搭載されている重複排除機能はRPS(復旧ポイントサーバー)を導入することで利用でき、重複しているデータを排除してバックアップをとる為、容量効率が良い。それにより複数のサーバーのバックアップ統合もより効率的に行えます。重複排除後のデータが転送されるため、複数のサーバーの同時バックアップでもネットワークにかかる負荷は小さくて済みます」(平川氏)


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 毎日フルバックアップする運用が望ましいが、大容量になると容量圧迫やバックアップの長時間化などの課題がある。

 より多くの世代管理を考え増分・差分運用を行ったとしても、復旧のリスクを考えると定期的なフルバックアップが必要になり容量効率が悪い。

 そこでこの重複排除機能がさらに有効になってくる。

 初回のバックアップから重複排除が効くので圧縮したデータの保管だけで済み、より効率よく世代数を確保できる。

 さらにデータの整合性をチェックすることで定期的なフルバックアップを取らずとも復旧時のリスクを低減することが可能だ。

 平川氏は、「私たちは、お客様の実運用である夜間8時間をバックアップ時間のガイドラインに設定して検証を行っております。検証結果に基づいてお客様環境に合わせたご提案をさせて頂いておりますので、安心してご導入頂けます。」と自信を見せる。

 Arcserve UDPには、データだけでなく、OSやアプリケーション、設定情報まで含めたシステムまるごと復旧する仕組みが採用されている。従来のデータバックアップでは、システム障害が発生したシステムは、OSやアプリケーションの再インストールやセキュリティアップデートなどを行ったうえで、データをリカバリーするという作業が必要であった。Arcserve UDPのイメージバックアップであれば、システムをまるごと戻すため、作業もワンアクションで、短時間でシステムを復旧することができる。万が一ランサムウェアに感染した場合も、従来より早く事業継続が可能になる。

ランサムウェア対策から理想的なBCPを目指す

 特に小規模な企業では、専任のIT担当者が存在しないケースも少なくない。Arcserve UDPは比較的容易に利用できるソフトウェアであるが、RPSの構築などに手間がかかるようでは二の足を踏んでしまうのも当然だ。

 そこで大塚商会では、Arcserve UDPにRPS用NASと導入作業をセットにしたパッケージ製品も用意している。サーバーの設置やバックアップの設定といった煩雑な作業がオール・イン・ワンで提供されるため、気軽に始めることが可能だ。

 「さらに重要なのは運用、適切な復旧への備えです。つまり、バックアップが正常に取られているかどうか、復旧できる状態で確保されているかどうかを監視する必要があるということです。いざ、復旧が必要になった際に、バックアップデータにエラーがあってはバックアップをしている意味がなくなります。そこで私たちは、Arcserveと協業して運用サポートの仕組みを開発し、『たよれーる』のサポートメニューとして、バックアップ処理を監視するサーバー運用支援や、データの整合性をチェックするRPS復旧支援などを提供しています。万が一エラーがあった場合でも当社のエンジニアがお客様先に訪問しサポートさせて頂きます。」(平川氏)


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 Arcserve UDPのRPSは、さらに遠隔地に追加したRPSに対してバックアップデータを転送する機能も標準で搭載されている。重複排除済みのデータを転送するため、負荷はそれほど大きくない。遠隔地にデータを保管しておくことで、近年話題となっている災害対策にも有効だ。

 この機能を活用したソリューションとして、大塚商会では同社の石狩データセンターにRPS用サーバーを設置し、たよれーるで運用を支援する「2U OP Arcserve UDP RPS復旧支援」を提供している。

 さらにArcserve UDPには、バックアップした仮想マシンを他の仮想化環境上であらかじめ復旧しておき、有事の際にスタンバイしているサーバーを起動させるだけでシステムを使えるようになる「仮想スタンバイ」機能が標準で搭載されている。イメージデータから復旧するよりも高速で、大災害時には遠隔地でシステムを稼働させることも可能となる。

 「ランサムウェア対策は、すべての日本企業にとって重要なミッションの1つです。Arcserve UDPや当社のソリューションサービスを活用すれば、ランサムウェア対策にとどまらず、より高度なBCP/DRへと進化させることもできます。ぜひお客様のビジネスを止めない最適な対策をともに考え、将来を見据えた対策を講じたいものです」(平川氏)

提供:arcserve Japan合同会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2016年8月4日
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