セキュリティとコスト削減。相反する要素を兼ね備えたビジネスPCを選ぼう【前編】

コスト削減もセキュリティ強化も妥協しないPCを導入する

 企業がビジネスPCを導入しようと考えたとき、どのようなポイントで選んでいるだろうか。現在利用しているPCの不満点や課題を検討し、それを改善できる機種を選ぶのが理想だろう。しかし実際に購入する際は、どうしてもコストが最重視されがちだ。図1を見るとわかりやすい。これは、企業がPCに関して抱えている課題と、実際にPCを購入する際に重視しているポイントを比較したものである(出典:(株)クロス・マーケティング)。課題としては「セキュリティ・情報漏えい対策」が36.6%とトップだ。ところが、実際に購入時にその課題を重視した選定をしている企業は41.5%にとどまっている。これは「イニシャルコスト削減」を課題に挙げた企業が、購入時も88.5%と高い数字で重視しているのに比べ、かなり低い。セキュリティは大事なのに、それが重視されにくいのは、コストとの兼ね合いがあるからなのだ。

図1:PCの課題と課題別購入時の重視ポイント
(出典:(株)クロス・マーケティング)
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 セキュリティや情報漏えい対策を強化するにはコストがかかる。また、強化したことによって管理や運用が煩雑になるとすれば、人的リソースという観点からもコスト増になるのではないか──。このように考え、セキュリティや情報漏えい対策に関して課題は感じつつも、先送りにしている企業は多い。しかし、セキュリティ強化とコスト削減は、必ずしもトレードオフの関係ではない。内部統制やコンプライアンスの強化は企業として対応しなくてはならない必須条件である。そこでPCに最初からバンドルされているソフトウェアで各種のセキュリティ強化ができれば、イニシャルコストを大きく削減できるし、今利用しているセキュリティ管理・運用ツールよりも簡単かつ便利であれば、管理や運用コストも削減できるだろう。そこで、コスト削減もセキュリティ強化も妥協しないビジネスPCの導入を提案したい。

統一インターフェイスで使いやすく刷新されたHP ProtectTools

 日本HPのビジネスPCには、デスクトップ/ノートを問わずバンドルされる「HP ProtectTools」というセキュリティソリューションがバンドルされていることをご存知だろうか。HP ProtectToolsとは、簡単に言えばPCに保存された情報を安全に守るためのセキュリティツール群だ。各種のセキュリティ機能や管理機能を備えているので、別途大掛かりなセキュリティシステムを構築することが難しいような中小規模の企業でも、ビジネスの現場で必要とされるセキュリティ・情報漏えい対策が施せる。また、ほとんどの機能が無償で利用できる点も特筆したい。このほど、このツールがバージョンアップされ(注1)、一部の認証機能が強化されたほか、各機能を設定するインターフェイスを統合し、より設定や管理が容易になっている。

注1:対応機種はNotebook(Mini/ProBook s シリーズ/ProBook b シリーズ/EliteBook シリーズ)およびDesktop(8000 Eliteシリーズ/8100 Eliteシリーズ)、2010年4月22日現在。一部有償メニューもある

 つまり、HP ProtectTools対応PCであれば、各種セキュリティ製品が最初からバンドルされているため、セキュリティ強化のためにかかるイニシャルコストはゼロと言ってよく、ほとんどの機能が無償のため、ランニングコストもかからない。加えて各種セキュリティ機能を共通のインターフェイスで統合管理できるため、もし今何らかのセキュリティ管理ツールを利用している場合、それらと比べて管理や運用が楽になる可能性が高いと言える。これが、コスト削減もセキュリティ強化も妥協しないビジネスPCの提案である。

HP ProtectToolsの管理コンソール画面
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ハイエンドビジネスデスクトップにもHP ProtectToolsの最新バージョンを搭載

 たとえば、HPのビジネスデスクトップPCのハイエンドモデルである HP Compaq 8100 Elite シリーズ(以下8100 Elite)も、HP ProtectToolsの最新バージョンが最初からインストールされた状態でデリバリーされる。

http://japan.zdnet.com/extra/hp_ptd_201007/story/0,3800106909,20415325,00.htm
セキュリティとコスト削減。相反する要素を兼ね備えたビジネスPCを選ぼう【前編】
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