【シリーズ:セキュリティとコスト削減】 相反する要素を兼ね備えたビジネスPCを選ぼう?モバイルPC編

イニシャルコストがゼロのセキュリティ強化対策済みPC

 PC販売台数の世界シェアでここ数年トップを走り続けているメーカー、Hewlett-Packard(ヒューレット・パッカード)。ビジネスPCとしても、堅牢性と信頼性、コストを含めたパフォーマンスから、日本HPの製品を選択している企業は多いだろう。

 特に「HP EliteBookシリーズ」「HP ProBookシリーズ」のサブブランドネームを持つビジネスノートPC製品群は、モバイル用途からデスクトップの代替用途、さらに高機能なモバイルワークステーションまで展開され、特にハイエンドに位置付けられている「HP EliteBookシリーズ」は「HP DuraCase」が採用されており、落下の衝撃や液体から本体機能を守ってくれる堅牢性を備えている。

 起動の待ち時間すらもムダにしない「HP DayStarter」も魅力的だ。OSの起動中に、Outlookの予定表にある12時間分のイベントスケジュールや、バッテリーの充電状況を確認できる。動画で確認いただくとわかりやすいだろう。この他にも、OSを起動しなくてもOutlookのメールデータやスケジュール、電話帳、仕事リストなどの個人データにアクセス(注1)できる「HP FastLook」など、日常の使い勝手を向上させる機能が豊富に用意されている。


OSの起動中に、Outlookの予定表にある12時間分のイベントスケジュールや、
バッテリーの充電状況を確認することができる「HP DayStarter」

注1:時間はシステム構成により変動。Outlook 2003 SP1以降 または Outlook 2007 SP1以降が必要

 さらに注目すべきなのは、日本HPのビジネスPCにはデスクトップ/ノートを問わず「HP ProtectTools」というセキュリティソリューションが無償バンドルされていることだ(注2)。HP ProtectToolsは、PCに保存された情報を安全に守るためのセキュリティツール群。各種のセキュリティ機能や管理機能を備えているので、別途大掛かりなセキュリティシステムを構築することが難しいような中小規模の企業でも、ビジネスの現場で必要とされるセキュリティ・情報漏えい対策を施せる。各機能を設定するインターフェイスは統合されているため、設定や管理が容易なことも特筆すべきポイントだ。

注2:対応機種はNotebook(Mini/ProBook s シリーズ/ProBook b シリーズ/EliteBook シリーズ)およびDesktop(8000 Eliteシリーズ/8100 Eliteシリーズ)、2010年4月22日現在。一部有償メニューもある

HP ProtectToolsの管理コンソール画面
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セキュリティ強化と導入コスト削減を高いレベルで両立できる最新ノートPC

 日本HPの最新ビジネスノートPC、HP ProBook 5220m/CT Notebook PC(以下5220m/CT)にも、もちろんHP ProtectToolsがプリインストールされている。

 ProBookシリーズとしては初の12.1V型ワイド液晶ディスプレイを搭載した、いわゆるB5サイズのコンパクトなノートPCで、ビジネスバッグに収容して持ち運ぶことを考慮し、起伏の少ないスマートなデザインとなっている。

 CPUはデュアルコアのインテル®Celeron® プロセッサー U3400(1.06GHz)のほか、インテル® ハイパースレッディング・テクノロジーに対応するインテル®Core™ i3-350M プロセッサー(2.26GHz)や、さらにインテル® ターボブースト・テクノロジーにも対応するインテル®Core™ i5-450M プロセッサー(2.40GHz)も選択可能だ。

 インテル® ハイパースレッディング・テクノロジーは、1 つのコアで 2 つのスレッドを同時に実行することが可能。5220m/CTが搭載するデュアルコアの場合、最大4つのタスクを同時並列処理できる。マルチスレッドに対応したアプリケーションを使用する場合や、複数の処理を同時に実行する時に威力を発揮する。

 また、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジーは、CPUが電力、電流、温度に関する仕様の限界未満で動作している場合に、稼働中のコアの動作クロックを一時的に定格よりも引き上げ、処理を加速するという技術だ。さらにこの時、使用していないCPUコアは電力を限りなくゼロに近づけた状態となり、電力効率を向上させる。パフォーマンス向上だけでなく省電力にも貢献する。

 メモリはDDR3のSDRAMに対応し、2ソケットで最大8GBまで搭載可能。250GBか500GBのハードディスク、または80GBのSSD(ソリッドステートドライブ)も選べる。SSDは記憶媒体にフラッシュメモリを用いるドライブ装置で、ハードディスクのようにディスクを持たないため、ヘッド(読み取り装置)を移動させる時間や、データがヘッドの位置に回転してくるまでの持ち時間が存在しない。そのため、データの読み込みがハードディスクよりも速いというメリットを持つ。機械的に駆動するパーツも存在しないので、ハードディスク最大の弱点だった衝撃にも強く、持ち運ぶことの多いノートPCには最適な記憶デバイスといえる。

 この他にも、従来のアナログVGAに加え、デジタルHDMIの標準サポートによる2画面表示対応。複数のメディアに対応するメディアカードリーダー搭載に加え、Webカメラを標準装備し、オプションの顔認証機能にも利用できるなど、およそビジネスユースに必要な機能は十分以上に揃えている。

 これほどの充実した機能を備えて、最小構成が¥69,930 (税込)〜というプライス設定はなんとも衝撃的。もちろん、どのような構成でもHP ProtectToolsは無償バンドルされる。つまり、5220m/CTのようなビジネスノートPCなら、セキュリティ強化と導入コスト削減を高いレベルで両立できるわけだ。

https://japan.zdnet.com/extra/hp_ptd_201007/story/0,3800106909,20415915,00.htm
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