RAID-3

用語の解説

RAID-3とは

(レイドスリー,)
RAID-3とは、RAIDと呼ばれるハードディスク(HDD)の仮想化によってデータへのアクセスの高速化や信頼性の向上を図る技術のうち、複数台のHDDの中の1台をパリティの記録に割り当て、データの記録を別のHDD上で行うことで、ディスクの冗長性を確保する仕組みのことである。
RAID-3では、RAID-2で誤り訂正符号に用いられるハミングコードの代わりに、パリティが用いられる。 このため、誤り訂正符号を用意する負荷は軽減される。 パリティを記録するために1台のHDDが確保され、常に3台以上のHDDで構成される。 また、データへのアクセスはビット単位、バイト単位で行われる。 RAID-3は、順次アクセスが高速であるという特徴を持っている。 そのため、ストリーミングやビデオのファイルを保存する場合などではRAID-3を使用すると有利である場合もある。 RAID-5などと比べると、通常多く用いられるランダムアクセスの速度は遅いという難点がある。 RAIDの技術には、RAID-1に始まりRAID-2、RAID-3、RAID-4、RAID-5などのレベルが主要な構成として知られている。 RAID-3は、今日では比較的利用されていない方式となっている。

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