アドミニストレータ

用語の解説

アドミニストレータとは

(administrator)
アドミニストレータとは、コンピュータやネットワークなどのインフラを良好な状態に保つ責務を負う管理者のことである。
アドミニストレータは、情報システムの利用者側の管理者として、システムの利用に必要な全般的な知識が必要とされる。 日本国内では、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が情報処理関連の認定試験を行っている。 この中で情報システムの利用者側向けのものとして「システムアドミニストレータ」という区分を定めている。 また、より専門化された区分として「情報セキュリティアドミニストレータ」を定めている。 IPAが定めるスキル標準では、初級アドミニストレータには、(1)業務改善の立案、(2)情報システム構築の支援、(3)情報システム環境整備及び利用者支援、(4)情報システムの運用管理といったスキルが必要であるとされている。 (3)の情報システム環境整備及び利用者支援で必要とされるスキルは、「パソコン環境整備 自部門の業務改善に資するハードウェア及びソフトウェアの選定、導入、設置、動作確認を行う。 」こと、「ネットワーク環境整備 自部門の業務改善に資するネットワークの選定、導入、設置、動作確認を行う」こと、「データ活用のための環境整備 自部門の業務遂行に必要なデータを準備するとともに、業務改善につながるデータ活用の環境整備を行う」こと、「マルチメディア活用のための環境整備 マルチメディアプレゼンテーション及びWeb コンテンツ制作のための環境整備を行う」こと、「利用者マニュアル等の利用環境を整備した上で、利用推進及び技術指導を行う」ことと定められている。 また、(4)情報システムの運用管理に必要なスキルとして、「セキュリティとモラルについて与えられたセキュリティポリシーに基づく監視と対応を行うとともに、利用者のシステム利用時のモラル向上への啓発を行う」ことが定められている。

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