アドレスフィールド

用語の解説

アドレスフィールドとは

(address field)
アドレスフィールドとは、パケットなどの各種の構造化されたデータを構成する各フィールドの中で、アドレスを表現するためのフィールドのことである。
インターネットなどの通信の分野では、IPパケットの中のIPアドレスを表現するためのフィールドを意味する。 IPv6では、バージョン番号フィールド4ビット、トラフィッククラスフィールド8ビット、フローラベルフィールド20ビット、ペイロード長フィールド16ビット、ネクストヘッダフィールド8ビット、最大ホップ数8ビットの合計64ビットに続いて、65ビット目から2つの「アドレスフィールド」がある。 2つは順に、それぞれ送信元アドレス128ビット、宛先アドレス128ビットとなっている。 アドレスフィールドを活用したTCP/IPプロトコルの例として、通信先マシンのIPアドレスを指定して、相手のMACアドレスを取得するARP(Address Resolution Protocol)がある。 このプロトコルは、ARP構造体パケットの送信元MACアドレスと送信元IPアドレスのフィールドに自分の情報を入れ、送信先IPアドレスのフィールドに相手の情報を入れ、相手のMACアドレスを空にした状態で、ネットワーク上でパケットをブロードキャストする。 指定の相手がこのパケットを受け取ると、MACアドレス情報を入れて返信する。

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