トンネルダイオード

用語の解説

トンネルダイオードとは

(エサキダイオード,tunnel diode,)
トンネルダイオードとは、量子トンネル効果を利用した電子素子(ダイオード)のことである。
筑波大学の江崎玲於奈が発明した。 量子トンネル効果とは、きわめて微細な粒子が、古典力学的には超え出ることができないエネルギー障壁を、量子効果と呼ばれる特殊性質によって乗り越えてしまう現象のことである。 不純物の多いpn接合の半導体などで量子トンネル効果による負性特性が応用されており、極超短波領域での増幅や発振などに用いられる。 その性能は従来の比ではないとされる。 トンネルダイオードは1957年に発見された。 江崎玲於奈はこの功績によってノーベル物理学賞を授与されている。 そしてトンネルダイオードは、またエサキダイオードとも呼ばれる。

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