ボットネット

用語の解説

ボットネットとは

(Botnet)
ボットネットとは、悪意のある攻撃者によって構築され、インターネット経由の命令によって遠隔操作をされてしまっているコンピュータ群のことである。
ボットネットという名称は「ロボット(robot)」のボットに由来している。 ボットネットは、パソコンを悪用することを目的に作られたプログラム(ボット)と、ボットに感染したパソコン(ゾンビパソコン)により構成され、1台のパソコンから数百~数千台のゾンビパソコンへ指令を出し、他人のコンピュータを攻撃する。 ボットネットで言われる「ボット」というのはウイルスの一種にあたり、一度感染してしまうと、悪意のある攻撃者に自由に操作されてしまう。 このため、利用者は、知らぬ間にスパムメールやDDoS攻撃などの「加害者」になってしまう恐れがある。 ボットネットを操る攻撃者がボットに命令を出す際には、IRC(Internet Relay Chat)を使う場合が多い。 このため、ボットを「IRC Bot」と呼ぶ場合もある。 ただし、「IRC Bot」という固有名詞が付けられたボットも存在する(例えば、シマンテックが命名した「Backdoor.IRC.Bot.B」など)ため、IRCを使っていなくてもボットと呼ばれることもある。 なお、代表的なボットには、SdbotやAgobot(Gaobot)、Spybotなどがあり、インターネット上でプログラムのソースコードが公開されているものもあるため、亜種も数多く出回っている。

用語解説出典   powered by. Weblio

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