離散コサイン変換

用語の解説

離散コサイン変換とは

(リサンコサインヘンカン)

 画像データを周波数成分に変換する直交変換の1つ。

Discrete Cosine Transformを省略して、DCTと呼ばれることもある。

 DCTを使ったデータ圧縮では、画像内の小さなブロック単位(たとえば8×8画素)を直交変換し、周波数成分を示す係数を得る。 これと量子化を組み合わせることで高い圧縮率と比較的劣化の少ない画像を実現している。 DCT方式は、米Texas大学のRao教授らが発明したもので、直交変換の中で最も効率が高い方式として知られている。 またDCT方式は、MPEG、JPEG、H.261などの国際標準規格にも採用されている。

 なお直交変換とは、動画データの空間方向の冗長性を削除する圧縮方式である。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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