アルカテルとコンカレント社、共同で次世代ビデオサーバおよびコンテンツ配信ネットワークを開発

日本アルカテル株式会社 2004年09月16日

 (9月8日、パリ発) 通信システム・装置メーカー世界大手のアルカテル(本社:フランス、会長兼CEO:セルジュ・チュルク)は9月8日、CATV向けビデオ・オン・デマンド(VOD)サーバの世界最大手ベンダーであるコンカレント コンピュータ社(Concurrent Computer Corporation)と、ビデオサーバおよびコンテンツ配信ネットワーク向けの低価格次世代コンポーネンツの共同開発に関する提携を結ぶことを発表しました。この提携は、ブロードバンドIP市場に大きな利益をもたらすものとなります。

 今回の提携により両社は、英国メイデンヘッド工場にそれぞれの開発チームを派遣し、主にブロードバンドIP市場に向けた専用のリアルタイム・ビデオストリーミング配信用製品の開発を進めます。

 コンカレント社のオンデマンドソリューション「MediaHawk(R)」はCATV環境で広範に普及しており、一方アルカテルの「5959 オープン・ビデオ・サーバ」は主にブロードバンドIP環境で高い普及率を誇っています。今年後半に市場投入を予定する両社の統合ソリューションは、完全VCR制御オプション付きで、テレビ品質の高画質映像を数万単位で同時配信する機能を備えており、これを使用することにより、サービスプロバイダは、数百ものビデオサーバネットワークの完全自動化を実現できます。

 コンカレント社社長兼CEO(最高経営責任者)、ギャリー・トリム(Gary Trimm)氏は次のように述べています。
 「アルカテル社と当社は、次世代ビデオサーバおよびコンテンツ配信ネットワーク製品のアーキテクチャとその実装技術に対し、共通の見解を持っており、本協力関係は当社にとって自然な流れといえます。VODソリューションの分野で強みを持つ当社と、ブロードバンドネットワーク、コンテンツ配信およびIPTVアプリケーションの分野で強みを持つアルカテル社が手を結ぶことにより、双方が大きな利益を享受することができます。当社は、本提携関係が有する可能性と、我々がブロードバンドIP市場に投入する業界トップの統合ソリューションに大いに期待しています。」

 アルカテル、固定通信事業部プレジデント、アラン・モットラム(Alan Mottram)氏は次のように述べています。
 「コンカレント社との今回の提携により、当社は最高のブロードバンド用MPEGストリーミングソリューションの一つである『オープン・ビデオ・サーバ』の長い歴史をさらに拡大していくことができます。当社は、コンカレント社とともに、顧客向けのエンド・ツー・エンドの総合IPTVソリューションをさらに最適化していくための次の一歩を踏み出したことになります。競争が激化するブロードバンドIP市場で本事業を今後も一層拡大したいと思っています。」

 アルカテルとコンカレント社の統合ソリューションは、9月9日から14日までオランダのアムステルダムで開催される国際放送コンベンション(International Broadcasting Convention =IBC)の、アルカテルのブース(#4.238)とコンカレント社のブース(#4.149)にて初公開されました。

用語解説

<コンカレント社のMediaHawkプラットフォームについて>
 コンカレント社のオン・デマンドプラットフォーム「MediaHawk」は、ムービーズ・オン・デマンド(MOD)、サブスクリプションVOD(SVOD)、フリー・オン・デマンド(FOD)、ロングフォーマット広告(LFA)、ネットワークベースのデジタルビデオ録画(NDVR)、高品位VOD(HDVOD)など、最新のオン・デマンドサービスを提供するための基幹システムとなるものです。MediaHawkは、性能が既に実証されているハードウェア、豊富なソフトウェア、専門的な統合技術、世界各国で対応可能な顧客サービスから構成され、また、多数の一流メーカーからの供給による、最高級かつオープンでシームレスに統合された試験済みのOEMソリューションを包括しています。
 コンカレント社は、業界オープン規格をベースとする自社技術の強化、革新と、コスト効率の最大化を不断に実行していくことにより、オープンかつ最適化されたエンド・ツー・エンドのVODシステムを開発しており、他の有力な専有タイプのソリューションに対抗して、信頼性とコスト面で大きな優位性を提供します。

<コンカレント コンピュータ社について>
 コンカレント コンピュータ社(Concurrent Computer Corporation)は、ブロードバンド業界にデジタルVODシステムを提供し、事業者、政府機関などにリアルタイムコンピュータ配信システムを提供する世界大手企業です。コンカレント社のVODシステムは、ブロードバンドCATV、DSL、IPベース市場で使用されています。中でもデジタルCATV市場においては、現在87ヶ国の市場で、ネットワーク・オペレータ大手9社と取引をしており、基本加入者は1,660万人、デジタル加入者は550万人を超え、市場ナンバーワンの地位にあります。コンカレント社の折り紙付きの技術は、HFC、DSL、IPベースのネットワーク向けに、柔軟で包括的かつ強固なソリューションを提供します。強力で拡張可能なVODシステムは、オープン規格を基にしており、業界標準の主要ブロードバンド技術に高度に適合します。
 コンカレント社は、ハードウェア・イン・ザ・ループおよびマン・イン・ザ・ループに関するシミュレーション、データ収集、産業制御システムにも注力しており、ハイパフォーマンスなリアルタイム・コンピュータシステム、ソリューション、ソフトウェアを提供するリーディング・プロバイダーでもあります。コンカレント社はリアルタイム技術で40年近くの実績を誇り、北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの拠点を通して、最高級のソリューションを提供しています。

<アルカテルの「オープン・メディア・スイート」について>
 「オープン・メディア・スイート」は、エンド・ツー・エンドの製品ラインと専門サービスメニューから構成されており、これにユーザーインターフェースのカスタマイズ、セットトップ・ボックスやデジタルビデオヘッドエンドなどのサードパーティ製品との統合、さらにはコンテンツの所有者や供給者との権利交渉のサポートまでをも包括するソリューションです。製品ラインには、「5950 オープン・メディア・プラットフォーム」、「5950 オープン・メディア・アプリケーション」、「5959 オープン・ビデオ・サーバ」を含む「5959 オープン・メディア・コンテンツ管理配信システム」などがあります。これらの製品のオープン性と柔軟性によって、また優秀なソフトウェア開発ツールが用意されていることによって、顧客やサードパーティは新たなアプリケーションを簡単に開発することができます。オープン・メディア・スイートは、サービスプロバイダのブロードバンドアクセスネットワークに対する投資が最高度の収益を生み出すよう設計されています。その柔軟でオープンなアーキテクチャにより、事業者は先進の技術を迅速に導入することができ、メディアサービス全体の収益性やネットワーク効率を高めることができます。

<アルカテルについて>
 アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・装置メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、顧客に対し、付加価値を提供しています。
 世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は125億ユーロ(約1兆6千億円)(2003年度)。URL: (リンク »)

<日本アルカテル株式会社>
 日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:藤井克美/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL: (リンク »)

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