エンドポイント・セキュリティ製品のパフォーマンスとTCO ~カタログだけではわからない「真のスペック」とは

最新の脅威には最新のソリューションを

 Corp.10.0がバージョンアップし、Corp.10.5がリリースされた。新バージョンでは多くの新機能が追加され、従来の機能もパワーアップされている。ここでは、その一部をCorp.10.5のクライアント/サーバ向けスイート製品「Trend Micro Client/Server Suite Premium(C/SS Premium)」で紹介していく。

 まずは、スケーラビリティが大幅に向上した。1台のサーバで管理可能なクライアントの台数が、前バージョンでは5,000〜8,000台だったが、これが新バージョンでは20,000台まで管理可能となり、たとえば20,000台のクライアントに導入する場合、前バージョンではサーバが4台必要だったのが、1台で済むようになった。サーバの物理的な台数を減らせるため、運用コストを含めたコスト削減が可能になる。

 また、新たに仮想デスクトップ環境(VDI)にも対応した。特に、初めてVMware ViewとCitrix XenDesktopの両方に正式対応しており、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-V 環境での動作確認も行い、サポートしている。VDI環境では「午前9時問題」に代表される負荷の大きさがリスクとされているが、C/SS Premiumではサーバが過負荷にならないよう、アップデートやスキャンをシリーズ化することで重複ファイルのスキャンを回避している。

 このほかにも、スマートスキャンの全面的な展開や、ActiveDirectory連携の強化、ローカルWRSモードの搭載、プラグインによる機能追加など、多くの機能強化が行われている。新バージョンへバージョンアップすることで、コストを抑えた効率の良い運用が行えるだけでなく、新たな環境を狙う新しい脅威にも対応する。

 逆に言えば、古いバージョンではコストを削減できない上に、新しい脅威に対応できないということだ。トレンドマイクロでは、他社製品からの乗り換えを支援する「乗り換えキャンペーン」と、すでにご利用いただいているお客様向けの「アップグレードキャンペーン」の2つのキャンペーンを実施している。この機会に検討をおすすめする。

関連情報

http://japan.zdnet.com/extra/trendcorp_201010/story/0,3800108809,20420200,00.htm
エンドポイント・セキュリティ製品のパフォーマンスとTCO ~カタログだけではわからない「真のスペック」とは
提供:トレンドマイクロ株式会社
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