洋ぽん

すでに京セラの発売したWILLCOM端末に「京ぽん」という呼び名が定着しておリ、洋ぽんもそれにならって命名された呼称である。 元来は「AIR-EDGE PHONE」が訛って「味ぽん」となり、「三洋の味ぽん」という意味で「洋ぽん」となった、とされる。 ちなみに同じ日には京セラから「京ぽん2」（正式にはWX310K）が発売されている。 WX310SAのデザインは穏やかに丸みを帯びた形状をしており、京ぽんシリーズの直線的なデザインとは好対照をなしている。 洋ぽんも京ぽんと同様にハイエンドな端末として登場した。 洋ぽん第一号となる「WX310SA」は、WILLCOMの端末として初めてJavaアプリケーションに対応している。 最大128kbpsの高速パケット通信と、フルブラウザ「NetFrontv3.3」で、Webに接続することができる。 NetFrontv3.3はタブブラウザであり、最大3つのタブを同時に開くことができる。 サブメニューからinfoseekの提供している英文翻訳を利用することもできるようになっている。 また、ドキュメントビューアとよばれるアプリケーションを用いれば、Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのファイルを閲覧することが可能になっている。 洋ぽんWX310SAの大きな特徴として、USBケーブルが付属していることを挙げることができる。 端末をUSBケーブルに接続してパソコンと接続すれば、データの転送や端末の充電も可能となる。