Cosminexusが迅速なトラブルシューティングを強力に支援

日立製作所のCosminexusアプリケーションサーバはトラブルシューティングに関する有用な機能を提供する。例えば、ログの出力が細やかにでき、迅速に原因切り分けが本番環境に影響を与えずに可能になる、再現困難なメモリリークの早期解決など、まさに一刻も停止が許されない現代のシステムが求めているものだ。

図2-1 システム障害の原因の6割がソフトウェアトラブル
(出典:(社)日本情報システム・ユーザー協会 「ユーザー企業ソフトウェアメトリックス2008」)
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システムトラブルの6割がソフトウェアに起因

 安定稼働とともに非常に重要となるのがトラブルシューティングだ。最近はダウンタイムが企業にもたらすダメージは計り知れないとして一刻も早い現状復帰が求められる。

 JUASが2008年9月に出版した「ユーザー企業ソフトウェアメトリックス2008」では、障害発生の原因について、「アプリケーションプログラム」が45%、「ミドルウェア」13%、「運用トラブル」が10%と、6割ほどがソフトウェアに起因するトラブルを挙げている。

 しかし、複雑なコンポーネントの組み合わせで構成されているWebシステムはその原因特定が極めて難しいといわれている。

ケース1)
新しく開発した顧客管理システム。ところが運用段階において必要なデータを取得できない、検索結果がおかしいといった障害が発生した。一部アプリケーションがブラックボックス化しており、複数関係するバックエンドシステムの影響もあって、問題箇所の特定や再現が困難になっていた。その影響で、予定していたサービス開始時期がズレ込む事態に。

 また、Webアプリケーションの作り込みが甘いと原因特定が困難なメモリリークを招き、それが結果としてシステムダウンへとつながってしまう。

ケース2)
ビジュアルを駆使した製品カタログシステム、フラッシュ、Ajaxなどを活用したリッチコンテンツで構成されていたが、Webアプリケーション内にバグがあったことで、GCが機能せずメモリリークが発生。このトラブルで利用者に影響が及ぶことに。

 では、日立製作所のCosminexusアプリケーションサーバはシステム障害に対してどのような手法で解決に導くのか。仮想ケーススタディとともに見ていくことにしよう。

次ページ: 早期解決編ケーススタディ(1)独自フレームワークのWebシステムによって障害解析が困難に >>

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