IT運用管理へのコストとリソースの浪費を削減！トータルソリューションで実現する「シンプル」＆「低コスト」な運用管理

System Centerが実現する統合運用

　Microsoft System Centerは、世界標準のIT運用管理ベストプラクティス集であるITILとマイクロソフトのナレッジをもとに、フレームワークとしてまとめたMOF（Microsoft Operations Framework）に基づいており、運用ライフ サイクルにおける重要な製品群（ファミリー）を構成している。すなわち、企業の業務に対し、柔軟に対応可能な運用基盤を構築できるのである。もちろんコンプライアンス対応も実現できる。

　また、ますます普及する仮想環境を取りこんでいる点もMicrosoft System Centerの特長だ。1台の物理サーバ上に多数の仮想マシンを稼働させていても、Microsoft System Centerは統合的に運用可能。状況の変化に柔軟に素早く対応し、コスト メリットでの効率性を実現できるのも強みだ。マイクロソフトはこうしたコンセプトを「Dynamic IT」構想とし、自律性の高い運用管理の実現を目指している。

Microsoft System Centerの製品群

　Microsoft System Centerファミリーの各製品の特長は次のようなものだ。（製品特長の詳細は下の表も参照にして欲しい）

• Microsoft System Center Configuration Manager 2007（略称「SCCM」）
  包括的なIT資産管理と容易な構成管理、更新プログラムを管理してIT環境の最適化を実現する。
• Microsoft System Center Operations Manager 2007（略称「OpsMgr」）
  対象を問わない稼働とセキュリティの監視、サービス稼働状況の監視、レポーティングを提供する。
• Microsoft System Center Data Protection Manager 2007（略称「DPM」）
  データとサービスを確実に保護し、ディザスタリカバリーなど緊急事態発生時における復旧や仮想環境のバックアップを行う。
• Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2007（略称「VMM」）
  ますます普及する仮想化環境の効率的な集中管理やリモート監視、P2V、V2Vへの移行などを担当する。

サーバーを保護する場合、スウィートで購入すれば52% OFFで導入可能

System Center ファミリによる包括的な運用管理イメージ図 ※画像クリックすると拡大します。

　さて、こうした連携をさせるために複数の製品を導入することが基本となるが、Microsoft System Centerならば、コスト面でも大きなメリットがある。上記の「SCCM」から「VMM」までの4製品をサーバー管理用にバラバラに購入した場合、合計で1ライセンスあたり337,500円がかかる（※参考価格）。しかし、スウィート ライセンスとしてまとめて購入すると、なんと約52% OFF の130,900円でOKなのである（※詳細は要問い合わせ）。

主なSystem Center 製品ファミリ ※画像クリックすると拡大します。

　しかもライセンスは物理マシン1台につき1ライセンスのため、複数の仮想化マシンを活用しているならば、大幅なライセンス数の削減が実現する。今後は仮想化が主流になることを見据えた積極的な価格設定だといえる。これを利用しない手はないだろう。マイクロソフト調べによる他社の統合運用管理製品と比較データによると、半額近いコストカットが実現できることが判明しているという。

　こうした製品としての競争力にとどまらず、マイクロソフトに蓄積された膨大なナレッジが利用できるので、実際の運用開始後のサポートにも期待できる。ビジネスを止めないＩＴインフラの実現するMicrosoft System Centerは企業の底力を上げるものだと言えるだろう。

　経営者の課題解決に寄与し、ＩＴ管理者の負担を軽減するMicrosoft System Centerを、さっそく検討してみてはいかがだろうか。