トラブル報告が皆無であることが最大の効果
また、中小企業にありがちなのは、必要に応じてハードやソフトを買い足していく無計画なインフラ。OSのバージョンや機器のスペック、アプリケーションもバラバラで、ライセンス管理も未整備となり、統一したIT資産管理ができないという課題があった。そのような場当たり的な投資は、積み重ねれば高コストになるばかりか、セキュリティの強化も望めない。
これまでも同社は、そのような投資を見直して、サーバを中心としたシステム構築やITインフラの統一を顧客に提案してきたものの、システム予算も限られ、管理者も兼務か不在のケースが多い中小企業ではトップの理解を得ることは困難だったという。
「PC運用上手は機能と目的が明確で分かりやすく、これを切り口にお客さまも守るべき情報資産が明らかになることで、トップの理解をいただきやすくなりました。また、価格も80万円台からとリーズナブル。クライアントが30台程度の企業であれば、5年リースで月額2〜3万円程度[※]と、コスト負担も軽減できます」という龍野氏。
[※]クライアント環境やコンサルタント内容、ネットワーク構築費用により、別途費用が発生することがあります。
従来のセキュリティ対策製品と比べ、小型のアプライアンスなので顧客に持参して機能を目で確かめてもらうこともでき、導入時の作業項目もシンプルでプラグアンドプレイに限りなく近く手離れも良い。導入したユーザー企業が日常業務を問題なく行え、大きなトラブル報告は1件もないということが最大の効果であると龍野氏はいう。
PC運用上手の導入を起点に新たなビジネス展開への期待
さらに同氏は、「IT資産管理や適切なセキュリティ対策がとれなかった企業が、PC運用上手を導入し、システムを安全に管理できるようになったことで、端末の入れ替えの際には当社に相談を持ちかけていただくようになりました。これまで着手できなかったサーバ設置やシステムサポートなどへビジネスが広がり始めています」と副次的な効果が出始めている事実も打ち明ける。PC運用上手の導入をきっかけにインフラ提案のイニシアティブを握ることで、プリンターや複写機といった出力側の提案なども可能になり、新たなビジネス展開への期待も高まっているようだ。
PC運用上手を自社で導入しながら、顧客へも提案し、中小企業のITリテラシー向上への近道として活用する企業も増加傾向にある。容易に導入でき、手離れ良く、ITインフラの管理も進み、さらにリーズナブル。これらPC運用上手の特長は、顧客、販売パートナーともにメリットが大きいと言えるだろう。
PC運用上手とは?
「PC 運用上手」は、パソコンの操作監視・操作制御、検疫ネットワークなど、情報漏えい対策に必要なセキュリティの基本機能をまとめて搭載しています。
高度なIT 専門知識がなくても、わかりやすいメニュー画面からの操作で、簡単に情報漏えい対策が行えます。しかも、IT 機器の登録や変更、持出し、返却処理をWeb 上の申請・承認機能で実現。セキュリティ対策だけでなく資産管理を効率化し、パソコンの運用管理負担を大幅に軽減します。
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