中堅中小企業は情報セキュリティ対策の面でも不利
情報セキュリティの世界では常に新たな脅威が生まれ、ビジネス継続のためには常に最新の情報セキュリティ対策が求められている。しかし、大企業ほどマンパワーや予算を捻出できない中堅中小企業は、経済の先行きが不透明で国内IT投資の抑制傾向が続く中でいっそう不利な立場にある。
ノークリサーチが2009年に発表した「2009年版中堅中小企業のIT投資動向に関する実態と展望」によると、年商5億円〜500億円、国内の中堅中小企業が考える、サーバ購入やサービス活用を検討する際に重視するポイントで、「セキュリティ強化」は景気後退を反映してか4位にランクしている。

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また、セキュリティ対策の実施状況では、「関心はあるが具体的な投資計画はない」、「現時点では自社には不要と考えている」といったセキュリティへの追加投資にネガティブな割合が、サーバ/ハードウェアで59.4%、クライアントPCで70.6%、ソフトウェアで40.8%と多くの割合を占めることが分かる。
セキュリティの重要性は理解しているが、人、予算、知識のすべてが不足し、満足な対策がとれない。それが情報セキュリティ対策における中堅中小企業が抱える不平等な現実だ。

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企業活動に必要な8つの機能を搭載した「PC運用上手」
今回紹介する東芝のPC統合セキュリティ「PC運用上手」は、そんなセキュリティ弱者である中堅中小企業にうってつけのシステムである。
社内に散在するPCの操作監視、操作制御、ユーザーのID管理、検疫ネットワークなど、情報漏えい防止や安全なシステム管理に必要な8つの機能を厳選し、オールインワンで搭載した低コストのアプライアンス製品だ。

8つの機能と大容量ストレージを格納するPC運用上手は、デスクトップPC並みのコンパクトケースのため設置場所に困らない
デスクトップPC並みの小型機器を設置するだけで、高度なITの専門知識がなくても、情報漏えい対策やウイルス対策、IT機器の登録や変更、モバイルPCやUSBメモリなどの持ち出しや返却などの管理を、シンプルで分かりやすいWeb画面上の設定メニューから驚くほど効率的に設定が行える。また、ハードウェア/ソフトウェアの資産管理を効率化し、管理者が兼任でも無理のない運用が可能になっている。
これだけの機能を、80万円台(PC運用上手本体+10クライアントライセンス)の低コストで導入できるのは注目すべきだろう。
しかし、クライアントセキュリティはコストだけで論じられるほど甘いものではない。いかに管理者の運用負担を軽減できるのか、中堅中小企業ではまさにそこがポイントとなる。そこで、PC運用上手の導入後の設定から管理まで具体的な運用方法を順に見てみよう。
PC運用上手8つの機能

「PC 運用上手」は、パソコンの操作監視・操作制御、検疫ネットワークなど、情報漏えい対策に必要なセキュリティの基本機能をまとめて搭載しています。
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■サーバー機を導入していない小規模オフィスでもPCだけで情報漏えい対策が可能です。
» 東芝:PC運用上手-SS公式サイト
■【新製品】既存のサーバにインストールしてPC運用上手の機能を実現します。
» PC運用上手ソフトウェア版
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