GMO-HS「iSLE(アイル)」がマネージドプランを提供開始 新たなビジネスモデル「<コア>マネージドサービス」
ホスティングサービスは“価格から質へ”
「iSLE(アイル)」ではこの4月からマネージドサービスを提供し始めたばかりだが、この<コア>マネージドサービスを追加してからユーザー企業からの問い合わせが増えているという。
「“メールサーバやExchangeサーバなどのシステムを丸抱えで運用代行してくれるのだったらお願いしたい”という声をよくいただきます。私自身、お客様の要望に応えていくには、従来のホスティングサービスであるただサーバを貸し出すだけでは、難しいと考えています。また、ビジネスとしても今後はソリューション系のサービスを強化していかなくては、伸ばしていくことはできないと感じています。ホスティングサービス市場はある程度成熟してきており、これまでの価格やスペックでの競争ではお客様のニーズを捉えられなくなってきています。将来的には、お客様やシステムインテグレーター(SIer)が開発したシステムをわれわれが運用代行できればと考えています。それが、さらにマネージドサービスを拡販できる大きな要素になるでしょう」(鈴木氏)
そのためには、SI的なスキルが必要になり、時間もかかるという。「しかし、市場の傾向としては既にそちらに向かっています。特にアメリカ市場ではその動きは顕著です。」と鈴木氏には確信がある。もともと、SIerは開発主体であり、あまり運用までは考えていない。それに対し、ホスティングサービス会社は運用ありきでサービスを提供している。その中からホスティングサービス会社として、マネージドサービスという形で、運用面でユーザー企業をサポートするメニューが生まれてきた。今回のマネージドサービスは、こうした市場の大きな方向を如実に示したものといえる。
「OracleだったらA社、SAPだったらB社というように、それぞれソリューションに強いところが求められる傾向は今後も強くなっていくと思います。その中でホスティングサービスにおいても、マネージドサービスの内容によって業界の淘汰が始まると考えています。お客様のご要望は多種多様ですから、<コア>マネージドサービスとして窓口を用意し、お客様の声を聞きながらサービスを提供していきたいと思っています。」(鈴木氏)
今回の「iSLE(アイル)」の<コア>マネージドサービスで、ホスティングサービス市場では“価格”の競争が終わり、マネージドサービスという“質”での競争がすでに始まっているのである。
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