CiRBAを中核とした仮想化アセスメントサービス活用で社内システムを見える化し、効率的な仮想化を実現

CiRBAを中核とした仮想化アセスメントサービスを活用

株式会社日立ソリューションズ プラットフォームソリューション本部 森田貴司氏 株式会社日立ソリューションズ プラットフォームソリューション本部
森田貴司氏

 相鉄ビジネスサービスでは、2009年夏より仮想化の実現に向けた検討を開始し、秋からテスト環境の導入、評価を開始。2010年7月より仮想化環境を稼働し、半年から1年程度かけて評価したのち、本番環境に展開していく計画です。この事前作業として、既存のシステム環境を見える化し、効率的に仮想化を実現するための指針として採用されたのが、仮想化アセスメントサービスでした。

 仮想化アセスメントサービスは、カナダのCiRBA(シルバ)社が提供するキャパシティ・プランニングツールである「CiRBA Data Center Intelligence(DCI)」を使用した、日立ソリューションズが提供する「ITリソース最適化ソリューション」のサービスのひとつです。既存のサーバからリソースに関する情報を自動的に収集し、活用状況を解析。実測値から使用率や傾向、サーバ仮想化により期待される効果などをビジュアルな分析レポートとして提供することで、既存システムを見える化し、最適な移行プランを提案することができます。

日立ソリューションズが提供する「ITリソース最適化ソリューション」 日立ソリューションズが提供する「ITリソース最適化ソリューション」(画像クリックで拡大表示)

 渡邊氏は、「日立グループとは、システム関連の事業だけでなく、相模鉄道の車両を製造してもらっていたこともあるなど、長いつき合いになります。今回、仮想化アセスメントサービスに関しては、これまで社内でサーバの性能評価をしたり、実際にどれだけのリソースを使っているのかを確認したりしたことがなかったので、よい機会だと思い採用することにしました」と話します。

 仮想化アセスメントサービスでは、2009年12月から2010年1月までの約1カ月間、CiRBAを使って既存のWindows環境とLinux環境に関するアセスメントを実施しています。相鉄ビジネスサービスでは、管理者用のIDとパスワードを準備するだけで、実際のアセスメントに関してはネットワークを経由して日立ソリューションズ側で実施されました。アセスメントの結果は、分析レポートとして提供されています。

次ページ:ムダなITリソースを把握し、効率的に仮想化を実現≫
http://japan.zdnet.com/extra/hitachi-system_201009/story/0,3800108417,20419431,00.htm
CiRBAを中核とした仮想化アセスメントサービス活用で社内システムを見える化し、効率的な仮想化を実現
インフォメーション

[日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社][株式会社 日立システムアンドサービス]は、2010年10月1日付けの合併により、[株式会社 日立ソリューションズ]として新たにスタートしました。本コンテンツは2010年9月30日以前に作成されたため、本文中の社名は当時のもの(日立システムアンドサービス)となっている場合がございます。ご了承ください。

提供:株式会社日立ソリューションズ
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部