仮想環境を快適に使いこなすための運用管理ツール「JP1/Peformance Management」

目的に応じた柔軟な監視を実現するエージェントレス監視

 このような背景から、サーバ統合と仮想化導入が行われている企業の現場ではいくつかの課題が見えてきている。

 まず、導入面での課題として、サーバ統合をしたいが、現状を把握できていないため、サーバ統合後、性能が低下して業務に影響が出ないか分からないといった問題や、問題なく稼働しているシステムに対し、現状を把握するためだけにエージェントを追加したくないといった問題があった。そこで、JP1 V9では、エージェントをインストールしない「エージェントレス監視」製品を開発。稼働中のシステムに手を加えることなく、既存業務において必要十分な範囲で稼働監視を実施できるため、業務サーバの負担を気にする企業や、サーバ監視に手間やコストはかけたくないと考える企業なども、稼働率やリソースの使用状況などの影響範囲を手軽に把握できるようになった。

監視対象のサーバに監視エージェントをインストールしないでサーバの稼働状況をリモート監視できます。
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仮想環境での問題場所の特定と影響範囲をひと目で把握

 次に、サーバ仮想化の運用面の課題には、複数のサーバを統合し物理サーバ上に仮想レイヤが増えることで構成が複雑になり、障害発生時における場所や影響範囲の特定に時間がかかることが多いといった問題やリソース配分や最適化が難しいといった問題がある。

 JP1/IMは、ビジュアル監視画面によって、物理環境と仮想環境が混在するシステムであっても、 業務別にシステムの一元監視が可能。システム上で障害の予兆を発見した場合には、 その問題が発生している場所と影響範囲を色の変化でひと目で把握することができる。

 また、仮想化を導入した場合、物理サーバの適切なリソース配分と継続したチューニングの方法が難しくなる。JP1/PFMであれば、物理環境と仮想環境の両面からサーバの稼働監視が行える。例えば、仮想マシンのCPU不足率と物理サーバのCPU使用率からリソース割り当てのバランスを確認して、リソース配分ができる。これにより、適切なリソースチューニングを支援している。

仮想環境での統合監視を実現。構成が複雑な仮想環境でも、障害の発生箇所の特定や業務への影響範囲の確認を迅速に行えます。
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物理サーバと仮想マシンの稼働状況の把握で、的確な チューニングを支援します。
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運用管理ソフト分野で最も使われているJP1

 日立製作所のJP1は、国内トップシェアクラスの実績があるほか、日経コンピュータ誌の、「日経コンピュータ2009年8月19日号 第14回顧客満足度調査 統合運用管理ツール部門」で第1位を獲得するなど、システム運用監視のスタンダードとしてすっかり日本企業に定着した。

 その長年の実績で培った経験ノウハウを信頼し、企業システムの運用管理をJP1に託す企業が増えている。 企業システムの複雑化・大規模化といった問題に直面した場合や、さらなるコスト削減・効率向上を目指している場合には、IT投資の全体最適化を支援するJP1の導入を検討することをおすすめする。

・画面表示はじめ、製品仕様は、改良のため変更することがあります。
・記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

http://japan.zdnet.com/extra/hitachi_200909/story/0,3800100212,20398440,00.htm
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