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仮想環境での快適なバックアップ運用を支援するための“技”とは

採用が進む仮想化。その隠れた課題とは

 企業規模や業種を問わず、社内ITリソースの有効活用や運用工数の削減によるコスト削減は常に重要な課題だ。現在、この課題を解決する手段として、仮想化によるサーバ統合の導入・検討を進める企業が増加している。サーバ統合によりサーバ台数が減少することで、ハードウェア購入費・保守費などのコストにとどまらず、設備費・人件費・ソフトウェアライセンスなどのコスト削減を実現できる。仮想化は特に余剰リソースの効率利用に有効で、クラウド化の促進にも貢献する。

 このような仮想化のメリットを最大にするには、仮想環境特有の課題を的確に把握し、きちんとした対処をとることが必要だ。これらの問題は性能関連と運用関連の2種類に大きく分けることができ、以下の4つが代表的な課題といえる。

  1. 期待通りの性能が出ない(性能関連)
  2. 障害発生時の対応が難しい(運用関連)
  3. 運用環境の構築負荷が高い(運用関連)
  4. バックアップの作業負荷が高い(運用関連)

 特に4番目の「バックアップ」は企業の事業継続性に直結する重要なテーマ。仮想化にあたってはバックアップ運用環境の構築に前向き、かつ積極的に取り組むことが求められる。日立製作所が提供する統合システム運用管理「JP1」は、これら4つの問題解決に有効だが、今回は特に「バックアップ」にフォーカスして見ていこう。

仮想環境のバックアップは本当に難しいのか?

 仮想環境は得られるメリットが多いものの、物理と論理の階層が増えるなど環境が複雑になる分、バックアップ作業としてはやや複雑化してしまう。バックアップの手法も、仮想マシンを物理マシンと同じとみなしてバックアップする方法や、仮想マシンをイメージとしてバックアップする方法などの選択肢がある。さらに、バックアップするのはゲストOSなのかホストOSなのか、整合性はどうなのかなど、それぞれの手法の特徴を理解、判断することも難しいのが現状だ。

 これを考えるにあたり、仮想化の導入目的の原点が、リソース利用効率の向上であり、最終的に運用コストを下げることであった事を忘れてはならない。軸足を最終目的に据え、ふたつのステップを踏みながら理想的なバックアップ環境を整理してみる。

次ページ:仮想化のバックアップを効率的に実現するための2つのステップ >>

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開催日:2010年2月16日(火)、3月9日(火)  参加費:無料

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http://japan.zdnet.com/extra/hitachi_jp1_201001/story/0,3800102787,20406387,00.htm
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