T1 プライベートから始めるクラウドへの攻めのアプローチ!
クラウドコンピューティングは、インターネット経由でハードウェアやCPU、メモリなどのインフラを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)、アプリケーションを実行するインフラとプラットフォームを提供するPaaS(Platform as a Service)、インフラ、プラットフォーム、およびアプリケーションを一括して提供するSaaSの3つの要素に分類される。川田聡氏は、「クラウドコンピューティングの適用においては、SaaSから適用していくアプローチを推奨しています。フィット&ギャップ分析でビジネスやシステムの要件を見極め、SaaSを適用できないと判断すれば、PaaSやIaaSに適用範囲を狭めていく方法です」と語った。
T2 クラウド・コンピューティングがもたらす新たなパラダイム
講演の冒頭で、新日鉄ソリューションズ株式会社 北沢聖氏は、「これまで、ユーティリティサービスといえば、電気、ガス、水道などの公共サービスを指しましたが、近い将来、サーバ、ネットワーク、およびストレージなどのコンピューティングリソースを公共サービスとして利用するモデルが一般化するでしょう。これは、米国で電力供給が初めてユーティリティモデルになったときと同様、社会やビジネスの構造に大きなインパクトを与えることになります」と語った。
T3 拡大するSaaSビジネスとクラウドの接点
本パネルディスカッションでは、クラウドコンピューティングが現実化しつつある中で、ベースとなるSaaSに各社がいかに取り組んでいるかについて紹介した。
- 東洋ビジネスエンジニアリング プロダクト事業本部 マネージャー 常磐木 龍治氏
- オープンソースCRM株式会社 代表取締役社長 内田 隆平氏
- 株式会社応用電子 代表取締役社長 矢野 正博氏
- 日本オラクル株式会社 システム事業統括部 シニアディレクター 入江 宏志氏
T4 オープンガバメントクラウド・コンソーシアムのミッション
政府系システムのオープンスタンダード化を目的に発足したオープンスタンダード・コンソーシアムを前身とするオープンガバメントクラウド・コンソーシアム(以下、OGC)は、クラウドコンピューティングのオープン化を推進する組織だ。このパネルディスカッションでは、それぞれの企業がOGC内の分科会の立場から、クラウド環境におけるサービスの開発を推進するために必要な将来の人材像について議論した。
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エンタプライズビジネス第2本部 本部長補佐 木下 博司氏
- オープンソースCRM株式会社 代表取締役社長 内田 隆平氏
- プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社 北海道リージョナルデベロップメントセンター マネージャー 古見 彰里氏
- TIS株式会社 IT基盤サービス事業部 IT基盤サービス第1部 部長 松田 毅氏
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