ラックマウントの汎用性をブレードシステムに再現 「Sun Bladeモジューラ・システム」

約10〜20%のエネルギー効率が改善

 高集積をうたうブレード型サーバは世に数多く存在するが、Sun Blade モジューラ・システムは集積率だけではなく柔軟性の高さも両立している。

 まずは基本スペックだが、10Uのスペースシャーシに10台のブレードが格納されるSun Blade 6000型に加え、12台のブレードを収容可能な高密度タイプのSun Blade 6048型をラインアップ。搭載するCPUは、UltraSPARC T2/T2 Plusの他、インテルXeon、AMD Opteronのx86プロセッサにも対応し、シグナルミッドプレーンはパッシブデバイスで構成され耐障害性を高めた設計となっている。

 また、電源ユニットはシャーシ上部に集約し、フロント冷却ファンとともにN+Nの冗長化構成で信頼性を確保するとともに、シャーシ背面にはブレード全体のエアフロー確保するための冷却ファンが6台、拡張スロットであるExpressModule(EM)とオンボードのギガビットイーサネットI/OのNetwork Express Module(NEM)が各ブレードに2個ずつ用意され、サーバ監視用インターフェースのChassis Monitoring Module(CMM)と一緒に集中配置されている。

 これらインフラをブレード本体から切り離して共有させることで、ラックマウントサーバと比較し約10〜20%のエネルギー効率が改善されているという。さらに、Solaris OSであればダイナミックリコンフィギュレーション(DR;動的再構成)、Microsoft Windows Serverであればプラグ・アンド・プレイといった技術により、ブレード本体はラックに設置し稼働しながら、NEMあるいはEMのユニットの交換や追加ができ、他のブレードシステムに比べてメンテナンスが容易になっている。

 では、管理者視点で開発されたブレードシステムは、どのような点が他と異なるのだろうか。

図1と図2「Sun Bladeモジューラ・システム」の基本構成
http://japan.zdnet.com/extra/sun_openstorage_200906/story/0,3800098718,20394874,00.htm
ラックマウントの汎用性をブレードシステムに再現 「Sun Bladeモジューラ・システム」
ホワイトペーパー
ラック型の使い勝手をそのままにブレードで効率化

Sun Bladeモジューラ・システムは、ラックマウント型のキャパシティ/柔軟性 +ブレード型の効率を備えています。Sun Bladeモジューラシステムの詳細な機能と特徴を、導入事例を交えて紹介しています。

提供:サン・マイクロシステムズ株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 sales-inq@aiasahi.jp