中小企業も、セキュリティ対策は重要だ。とはいえ、さまざまなセキュリティ要件に個別に対策を選択し組み合わせたのでは手間もコストもかかる。東芝のPC運用上手は、8つの機能で必要なセキュリティ対策を網羅し、アプライアンスで簡単に導入できる。さらに、統合化されたインターフェイスで運用も容易だ。リソースも予算も限られた中小企業にも、それを提案するSIerにも、すぐに導入し活用できる効果の高いソリューションだ。
セキュリティのリスクは中小企業でも大手と同じ
いまや、中小企業であっても、さまざまなシーンでITシステムが活用されている。自社のWebページを持ち、製品やサービスの情報を発信したり、財務会計システムを導入して会計処理の効率化を図ったり、さらには日常的な連絡の手段としてメールをおもに活用している企業も増えている。
そのため、ITシステムが停止したり、データが壊れたりすれば、企業規模に関わらず業務に大きな影響を与える。利用しているPCがコンピュータウィルスに感染すれば、顧客情報や機密情報などがインターネットを通じ流出、漏洩するかもしれない。ひとたび個人情報が漏洩すれば、顧客の信頼を大きく失うだけではなく、状況の調査や対策には人手とコストが多大にかかり、場合によっては多額の補償費用も発生しかねない。かかる費用は大手と中小企業で変わるものではなく、そのような状況になれば、中小企業の経営基盤を揺るがしかねない。
また、サービス業や製造業などでは、大手の取引先から厳しい情報セキュリティ対策を求められることもある。大手企業では、現状では極めて厳しいセキュリティ対策を実施しているところがほとんどだ。そういった企業と取引する際には、大手企業の基準に則したセキュリティ対策が取引先の中小企業にも求められる。このように、企業の規模の大小に関わらず、セキュリティ対策は早急に取り組むべき重要な事項の1つとなっている。
必要とわかっていてもどこからどのように対策するのか
ほとんどの場合、企業では何らかのセキュリティ対策をすでに行っているはずだ。PCを利用していればアンチウィルスソフトはまずインストールしているだろうし、ファイルサーバー等にアクセスする際にはパスワード認証を用いているだろう。さらには、Winnyなどのファイル共有ソフトやUSBメモリの使用を制限するなど、ルールを設け対策しているかもしれない。
しかしながら、それらの対策で本当に十分なのかと問われれば、胸を張って安全ですとは答えられないであろう。十分ではないとわかってはいても、セキュリティ対策のスキルがある社員がいない、どこまで費用や手間をかけて対策をすればいいのかが判断できない。また、高価なセキュリティ対策システムを導入したが、難しくて使いこなせていないといったこともあるかもしれない。そのため、漠然とした不安は抱えつつも、現状のまま運用しているのが実情ではないだろうか。
このようになかなか進まない中小企業のセキュリティ対策だが、中小企業であればこその対策のやりやすさもある。企業規模が小さいので、どのような従業員がいるかが把握できている。何らかのセキュリティ対策をきちんと実施すれば、それだけで全社規模での抑止効果が大きく働き、対策の効果が発揮しやすくなるのだ。
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