Performance Insightで原因を素早く解析

 システムの突然の性能劣化に迅速に対処するには、システム状態のしっかりとした把握が重要だ。これができれば、問題発生の予兆を察知し事前対処もできる。Oracleデータベースの健康状態をチェックするには、純正のOracle Enterprise Managerというツールがある。しかしこれは、ハイエンドのEnterprise Editionでは活用できるが、Standard Editionなどの中小規模で利用される製品、Oracle9iなどの旧バージョンを利用している際には十分に機能しない。

 これに対し、インサイトテクノロジーが提供するPerformance Insightならば、バージョンやエディションに関わらずシステム状況の容易な把握が可能だ。「レーダーチャートなどの表示で、一目でどこに原因があるかが分かる」と中山氏。問題の原因を示すだけでなく、重要度はもちろん該当個所をクリックすれば詳細な説明と対処方法まで示してくれる。

拡大画像 (図1)性能状況のレーダーチャート表示
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岸本拓也氏 インサイトテクノロジー
営業本部 西日本事業推進部 部長
岸本 拓也 氏

 インサイトテクノロジー 営業本部 西日本事業推進部 部長の岸本拓也氏は、「Performance Insightには専門家ノウハウが蓄積されており、専門家の指示に従うのと同等のログが自動的に収集されます。さらに収集したログを分析し、問題箇所をレポートします。つまり通常は、Performance Insightのログだけで、すぐに問題把握ができる」と話す。原因究明のためのログ収集に時間をかける必要がなくなり、専門家ノウハウに基づいた優先順位や解決方法が示されるので、DBAの負担は大きく削減され、スピーディーに対応できると指摘する。

Platinum資格をもつ技術者が、無償でデータベース診断

 発生問題の根本的な原因究明には、問題発生後だけでなく発生前のログもあると解析は容易となる。Performance Insightを導入していれば、分析に必要なログを自動蓄積してくれ、問題発生の前後でログ比較することで表面的な現象だけでなく、裏に潜む原因を浮かび上がらせることができる。

拡大画像 (図2)性能状況の履歴管理(比較分析)
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 ところで、今回、日立システムアンドサービスでは、「DB無償診断キャンペーン」を実施している。これは、ORACLE MASTER PLATINUM取得の高度な技術者によるデータベースの解析、診断を無償で提供するサービスだ。さらに、Oracleの標準ツールはもちろん、診断、分析を容易にするPerformance Insightも活用し、データベースの健康状態を分かりやすく診断してくれるのだ。4週間にわたるデータベース状況のモニターを行い、高度な技術専門家が詳細な分析を行い、より高い性能を発揮できるデータベース設定などについてもアドバイスを行う。

 しかも、診断サービスを担当するのは、高い技術力をもつ技術者だ。日立システムアンドサービスには、2009年9月末現在、ORACLE MASTERの有資格者が1273名在籍している。そのうち、新GOLD以上の有資格者は240名、最高レベルのPLATINUM有資格者も50名も在籍している。「今回の診断サービスを提供する部署の9割以上の技術者が、PLATINUMの資格を取得しています。これだけ質の高い技術者が、こういったサービスを提供できる体制は他にはないと思います」と、中山氏もその技術力の高さを自負する。

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