オラクル×日立システム×日立製作所 中堅・中小企業向けシステム全体のコストを大きく削減する仮想化ソリューションとは!?
ここにリードが入ります。
仮想化への投資を阻害する要因
――普及が進んでいるサーバ仮想化ですが、中堅・中小企業のユーザーには様子見の企業もまだ多いように思います。現場でお感じになっている実際の顧客の反応はいかがでしょうか。
日立システム・中山氏:サブプライムローン問題以降のIT投資凍結は少しずつ解除されてきているように感じますが、まだまだ投資のための予算化は困難な状況です。現在の環境に重大な問題がない限り、ハードウェアのリプレースやソフトウェアのサポート終了といったタイミングでしか投資が行われていません。つまり、現状維持というお客様が多いですね。
私たちは、経営者の方々が維持するべき対象は現状ではなく「企業の成長」だと考えています。仮想化への積極的な投資が、どのようなメリットをもたらすのかを、今後も継続的に説明し続ける必要性を感じています。
システム事業統括本部
Linux&Virtualizationビジネス推進部
テクノロジーエバンジェリスト
中嶋 一樹氏
オラクル・中嶋氏:中山さんがおっしゃる「現状維持のお客様」は、「仮想化によるメリットを自社がきちんと享受できるかどうか、その確信がもてない」という状態にあることが多いようです。
お客様に思われがちなのが「仮想化環境では、ディスクIO(ディスクへのデータ入出力)がボトルネックになりやすく、高価なハードウェア(サーバ、ストレージ)を使わなければならない」ということです。ただしこれではコストが予算に見合わなくなりがちです。
日立製作所・杉木氏:中堅・中小企業においても日々拡大する情報資産に対し、ストレージシステムの高性能/高信頼ニーズが高まっています。高性能/高信頼性を確保しつつ、コストをできるだけ抑えたいというお客様の為に、日立はサーバ仮想化環境での高いディスクIOにも耐えうる低価格なディスクアレイ「Hitachi Simple Modular Storage 100(以下、日立SMS100)」をご提供しています。製品の詳細については、後ほどご紹介しましょう。
ローエンドの機器を組み合わせたサーバ仮想化を検証
――それでは「中堅・中小企業がサーバを仮想化すると、どのようなメリットがあるのか」について、改めてご紹介いただけますか。
プラットフォームソリューション本部
アプリケーションプラットフォームソリューション部
技師
中山 孝博氏
中嶋氏:仮想化することで、1台のハードウェアで複数のシステムを動かせます。これで、ハードウェアの台数が減り、ハードウェアコストが下がります。ハードウェアの台数が減ると、CPU単位で課金されるソフトウェアのライセンス料も減ります。
中山氏:つまり、仮想化することで、ハードウェアを削減し、ソフトウェアコストを下げられます。SIerの立場では、こうしたシステム全体でのコスト削減をお客様に提案しています。但し、低コストだけを重要視し、性能や信頼性が低いハードウェアでは お客様のご要望を満たすシステムが構築できないので、今回、高性能・高信頼のローエンドディスクアレイ「日立SMS100」を採用し共同検証を行いました。
RAIDシステム事業部
販売推進本部 販売企画部
主任技師
杉木 正雄氏
杉木氏:日立SMS100は、エンタープライズやミッドレンジ向けのストレージで培った高性能/高信頼技術を継承したローエンドディスクアレイです。フロントエンドインタフェースとしてiSCSIとFCをサポート、バックエンドインターフェースには広帯域・高密度のSAS(Serial Attached SCSI)を採用し高性能化を実現しています。
装置仕様として、電源やファンの二重化、キャッシュ二重書き制御、ディスク予防保守(オンラインベリファイ機能)等を標準装備しており高信頼性を実現しています。
また、日立SMS100専用の「簡易セットアップウィザード」により、お客様自身の簡単な操作でセットアップが可能であり、導入後の運用面においてもユーザメンテナンスを可能とし、導入コストだけでなく運用コストも削減することができます。
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部