オラクル×日立システム×日立製作所 中堅・中小企業向けシステム全体のコストを大きく削減する仮想化ソリューションとは!?
システム全体の投資コストを削減
――今回検証されたサーバ仮想化は、どのような効果を企業にもたらすのでしょうか。
中嶋氏:もっとも重要な点は、ソウトウェア、 ハードウェアの初期費用、保守費用まで含めたシステム全体でのコスト、つまりTCOです。
今回検証したシステムは、それまでハイエンドのハードウェアでしかできなかったことを、ローエンドのIAサーバやストレージで実現しています。高密度にVMを集約させることでソフトウェアのラインセンス費用削減にもつながります。つまり、TCOが大きく下がるのです。
中山氏:多くのお客様がIAサーバを使って目的ごとにシステムを構築されています。しかし、ハードウェア台数は多いのですが、それぞれのリソースが十分に生かされず、休眠しているものもかなりあります。それらを仮想化によって集約することで、設置や運用に関するコストも下げられます。
仮想化とともにデータベースに関する技術力も重要
――中堅・中小企業がOracle VMを利用し、アプリケーションやデータベースを仮想化していく上での注意点は何でしょうか。
中嶋氏:ローエンドのハードウェアを推奨するときの懸念は、性能や信頼性が十分なのかという点です。性能に関しては、今回の作業で検証できました。日立SMS100は市場評価が高いですね。
杉木氏:ユーザーからは特に高性能と使い勝手の良さをご評価いただいています。また、より大規模環境のお客様向けには、上位モデル「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」をご用意しております。おかげさまで日立ディスクアレイ製品は13年連続国内シェアNo.1(※1)に加えて、日経コンピュータの顧客満足度調査(※2)で2年連続No.1、パートナー満足度調査(※3)で3年連続No.1をいただきました。
中嶋氏:仮想化して複数のデータベースを1台のハードウェアに搭載して高密度化していくには、Oracle VMに関する技術力とともにデータベース自体に関する技術力も非常に重要です。
この点でも日立システムさんは、日本オラクルとのアライアンスを長期間持っていますし、技術ノウハウも十分あります。Oracle Master資格を持つ技術者の在籍数も日本トップクラスですよね?
中山氏:ええ。1273名(※)のORACLE MASTER「日本オラクル社認定技術者」(内 ORACLE MASTER Platinum 38名)や、14名のオラクル認定コンサルタントが所属しています。
※2009年9月30日時点
中嶋氏:コンサルテーションからシステム設計、運用・保守までをワンストップで提供できる点で、ベストプラクティスで技術的サポートが可能なのですね。
中山氏:中堅・中小企業のお客様の仮想化へのニーズにお応えすべく、システム集約とともに、よりハイエンドなOracle Database Enterprise Editionとオプションを格安で利用いただける「クルッと仮想化! Oracle VM & クルクルEEソリューション」キャンペーンも実施しています。仮想化への移行とともに検討していただければと思っています。
※1 出典:IDC Japan,「国内ディスクストレージシステム市場2008年の分析と2009年〜2013年の予測」1996年〜2008年による。
※2 日経コンピュータ2009年8月19日号 第14回顧客満足度調査 ストレージ専用装置部門1位
※3 日経コンピュータ2010年2月3日号 第12回パートナー満足度調査 ストレージ部門1位
|
※2.Tuning Pack + Diagnostics Pack + Partirioning
※3.2 ノード構成限定
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部