“適材適所”なシン・クライアントを選ぶ--ユーザーに自由をもたらす「セキュアクライアントソリューション」:日立製作所

 

シンクライアント2.0の世界を実現

 今回のセミナーでは、シトリックス・システムズ・ジャパンの山中氏はシトリックスの概要やエンタープライズITにおける課題についてふれた後、現在注目されているクラウドに代表される“インターネット・セントリック・コンピューティング”の重要性について次のように語った。

 「エンタープライズシステムを使いこなすにはユーザーのスキルが求められます。一般消費者はGoogleやAmazon、iTunesを利用しています。使い勝手ということでは、こうしたウェブベースのアプリケーションの方が進化しており、エンタープライズシステムでもこれを使いこなすことが必要です」

 これを解決するのがアプリケーションの仮想化である、というのが山中氏の主張だ。Citrix XenAppTMでアプリケーションが仮想化されることで、セキュリティの向上、端末管理や管理作業の削減というメリットをもたらした。そして、そのシンクライアントの世界はさらに進化しているという。

 「シンクライアントの世界も進化し、世代が変わっています。“シンクライアント 1.0”の世界は情報セキュリティの向上とシステム運用コストの削減という2つが目的でした。しかし2.0ではこれに加え“パーソナライゼーション”、つまり自分に最適化した環境をサーバに設定し、デスクトップの仮想化によってエンドユーザーが自分の好きなようにシステムを使いこなし、知的生産活動を高める環境が構築できるようになります」

 このデスクトップの仮想化を実現するのがCitrix XenDesktopTMだ。Citrix XenAppTMとCitrix XenDesktopTMを組み合わせることで、企業ニーズに合った形で効率的な仮想化を実現し、エンドツーエンドの仮想化で効率的に情報資源を使いこなす環境を構築できる。日立が“業界初”と銘打って発表したセキュアクライアントソリューションの統合型は、まさにこの“シンクライアント 2.0”の世界を実現したものといえそうだ。

進化するシンクライアント 進化するシンクライアント ※クリックすると大きな画面が開きます
キーショートカット:  b - 前のページ n - 次のページ
ページリンク
オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
情報漏えいを防止する日立のシンクライアントソリューション「セキュアクライアントソリューション」のご紹介
 
提供:株式会社 日立製作所
[PR]企画・制作 シーネットネットワークスジャパン株式会社 営業グループ marketing@japan.cnet.com