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仮想化環境に最適なサーバで「ブレード×仮想化」を効率的に実現! 〜クアッドコアAMD Opteron? プロセッサ搭載 「HP ProLiant BL495c G5」〜

 

仮想化を意識して生まれたサーバブレード

 そうしたHPの考え方を具現化したのが、第3世代ブレード「HP BladeSystem c-Class」のラインナップのひとつとして発表した新製品「HP ProLiant BL495c Generation 5」(以下、BL495c G5)である。

「インフラのレベルによっては仮想化の成果も可否がはっきりと表れるようになってきました」と話す日本HPの木村 剛氏 「インフラのレベルによっては仮想化の成果も可否がはっきりと表れるようになってきました」と話す日本HPの木村 剛氏

 日本HPのエンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括ISSビジネス本部でサーバプロダクト・マーケティング部の木村 剛氏は、「設計段階から仮想化環境を意識し、最適なハードウェア構成にしたことで、仮想化導入にはまだ技術的なハードルが高いと考えているお客様を支援しようと考えました」と説明する。

 では、仮想化に最適化するため、どのような構成に仕立てたのか。木村氏は、そのポイントは大きく5つあると話す。1つめは、プロセッサの処理能力の高さだ。仮想ソフトウェアがリソースを割り当ててデータの併行処理を頻繁に行うため、マルチコア化されたプロセッサが不可欠となる。

 BL495c G5は、金利シミュレーションなどのHPC(高機能計算)用途でも活用される、「クアッドコアAMD Opteron プロセッサ 2356 (2.3GHz)」、もしくは「低消費電力版クアッドコアAMD Opteron プロセッサ 2347 HE (1.9GHz)」を採用し、最大2個搭載が可能なデュアルソケットタイプとして心臓部を強化している。

 2つ目は、大容量のメモリを搭載できること。「仮想化では、複数の仮想サーバに割り当てたメモリ容量の合算値よりも、物理的に多くの容量を搭載しなければなりません。しかし、メモリモジュール1枚のコストは搭載するメモリ容量に比例して高額になるため、いかに安く抑えるかもポイントになるのです」と話す木村氏。

 BL495c G5では、同クラスのサーバブレードとしては最多である16枚のDIMMメモリスロットを搭載している。安価な低容量メモリモジュールを選択することで、低コストに必要なメモリ容量を確保できるのである。

「HP ProLiant BL495c Generation 5」の基本スペック(2008年9月現在) 「HP ProLiant BL495c Generation 5」の基本スペック(2008年9月現在)
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