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仮想化環境に最適なサーバで「ブレード×仮想化」を効率的に実現! 〜クアッドコアAMD Opteron? プロセッサ搭載 「HP ProLiant BL495c G5」〜

 

データセンターをエンクロージャ内で実現するシステム

 3つめは、仮想化に最適なストレージの採用だ。ハイパーバイザー型の仮想化環境では、複数のサーバブレードが連携するため、安定的かつ高速なストレージが必要となる。メンテナンス時に迅速にブート/リブートで対応できることも重要だ。

 BL495c G5では高信頼のSSD(Solid State Drive)を標準採用し、最大で2台(64GB×2)搭載可能とした。SSDはHDDのようにアームやモーターといった駆動機構を持たないため、平均故障率が約25%、レイテンシ(遅延)は約90%低減でき、消費電力も約80%削減できる。動作温度範囲が0〜70℃と広いため、高密度実装のブレードにはうってつけといえるだろう。

BL495c G5では、クアッドコアAMD Opteron(TM) プロセッサ用デュアルソケットと16枚分のDDR2メモリスロット、SSDも2台搭載が可能。 BL495c G5では、クアッドコアAMD Opteron プロセッサ用デュアルソケットと16枚分のDDR2メモリスロット、SSDも2台搭載が可能。
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広帯域ネットワークへのニーズ拡大を予見

 また4つめが、広帯域なネットワークの利用だ。仮想化環境では、データ用/管理用/バックアップ用といったセグメントごとにLANが必要で、通常は6〜8個のI/Oが要求される。特に、プロセッサの能力の向上とともに、データセグメントや共有ストレージ側のネットワークではトラフィックが集中するため、一般的な1GbEではボトルネックが起こりやすい。

 そこでBL495c G5では、業界初となる10GbEを採用。NICを標準2ポート、オプションで6ポート増設できる余裕の設計になっている。これは仮想化環境の市場において、リーダーシップを発揮し続けてきたHPならではの高い先見性だと言える。

 その他、5つめに重要なのは、省スペースや省電力といったサーバ仮想化の基本を満たすスペックであること。BL495c G5は1台当たり0.6Uのブレードであり、エンクロージャ(筐体)も、10Uに16台格納のタイプや6Uに8台格納するタイプ、さらに業界唯一の設置場所フリーな床置きタワー型にも対応している。給電はAC100V〜200Vのほか、入力DC−48Vにも対応し、電源の変換ロスや発熱量の抑制にも貢献している。

 「これがまさに、最新のデータセンターをエンクロージャ内で実現するという第3世代ブレードシステムと呼ばれるゆえんです」と木村氏は語る。

BL495c G5がオンボード10GbEを採用したことで、今後仮想化環境の広帯域ネットワークニーズが本格化するという BL495c G5がオンボード10GbEを採用したことで、今後仮想化環境の広帯域ネットワークニーズが本格化するという
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