最新 帳票・出力ソリューションガイド

企業のビジネス環境において、印刷を前提に作られている帳票は今なお圧倒的に多い。一方、あらゆるビジネスプロセスがネットワークと接続しウェブ化されている現在、印刷の品質や速度はかつてないほど重要視されている。その印刷問題を解決するのが、アクシスソフトのPrintStream Coreだ。

業務システムのウェブ化を妨げる「帳票印刷」という大きな壁

企業の業務システムのウェブ化が進む一方で、新たな課題として浮上しているのがウェブ印刷の問題である。ブラウザの印刷機能を使って出力することは簡単だが、帳票として業務で使用できるほどのレベルには到達していない。

それはブラウザで画面を表示するためのHTMLが元来印刷を前提にされていないことが最大の原因である。

しかし従来の帳票印刷ツールは専用サーバを必要とするものが多く、サーバ構成の複雑化やサーバ間通信の煩雑化を招くほか、大部分が不要な機能であるなどがユーザー側にとっての課題だった。

アクシスソフト株式会社
プロダクト事業本部
開発本部　開発部
チーフエンジニア
岸本 信介氏

こうした現状を、アクシスソフト株式会社（以下、アクシスソフト）のプロダクト事業本部 開発本部 開発部 チーフエンジニアである岸本信介氏は「これらの帳票印刷ツールでは、印刷のためのサーバが必要で、開発コストや保守コストの増加、サーバ間通信のトラブルの原因となる恐れがあります」と、指摘する。

同社の「PrintStream Core」はウェブ印刷のこのような問題を解決するために提供されているソリューションだ。

「PrintStream Coreは、専用サーバ不要の帳票印刷ツールです。ウェブシステムで帳票を印刷するツールは多数ありますが、お客様の求める機能を、お客様のウェブシステムにあった環境で利用できる最適なツールを見つけることは容易ではありません。PrintStream Coreはお客様のウェブシステム上で簡単に本格的な帳票印刷を実現することを目的に開発されたツールです」（岸本氏）

簡単システム連携

PrintStream Coreの特長のひとつが、帳票生成エンジンを既存サーバに組み込むだけという設計。そのため専用のサーバが不要となっている。データベースとのダイレクト接続のほか、業務アプリとの連携により最適な出力形式を選択できる。
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