業務プロセスの監査証跡が内部統制の強化を支援
大企業から中堅企業まで、企業規模を問わず幅広く利用できる電子フォームワークフローセット。特に電子帳票システムという側面からこの製品を捉えた場合、ワークフローの部分が担う監査証跡とレポーティングの機能は、大きなアドバンテージであると言えるだろう。
ソフトウェア事業部
Eビジネス販売推進センタ
主任技師 若林 修氏
申請の起案から承認、決裁まで、いつ、誰が、何をしたか、という詳細な証跡は、業務プロセスの可視化や最適化の目的に加え、内部統制の観点からも非常に重要なポイントになる。
「例えばある外資系企業の事例では、本社が上場し、SOX法対応が必要になったため電子フォームワークフローセットをご導入いただきました。選定のポイントは、使い慣れたExcel帳票イメージのまま電子化できる点と、監査作業の省力化が見込める点でした。」(吉村氏)
また、ワークフローによる履歴情報や帳票情報は、電子フォームワークフローセットの「レポーティング機能」により有効に活用できる。申請データやワークフローシステムの作業履歴を集計した様々なレポートの自動作成が可能となり、さらなる省力化が実現する。
同社のソフトウェア事業部 Eビジネス販売推進センタで主任技師を務める若林修氏は「申請のワークフローの整備は、“仕掛かり中” の業務を明確にします。また、メールや企業内ポータルなど既存情報資産を有効活用して、より使いやすいシステムにすることができます」と、電子フォームワークフローセットのメリットを説明する。
さまざまなレポートで業務分析・改善を支援
開発の容易さと直感的な操作性は定期開催のセミナーで実際に体験できる
電子フォームワークフローセットは、間もなくのバージョンアップで、帳票もビジネスプロセスもすべてウェブブラウザ上で簡易開発できる機能を搭載する予定だ。日立製作所では今後も3つの“やすい”を強化する形で電子フォームワークフローセットを展開させていくという。
吉村氏は「Plan、Do、Checkのサイクルの面でも、『見える化』し、『チェックして問題点を洗い出し』、『改善する』ことにより、全社的な標準化が実現するでしょう」と、業務効率化での効果も解説した。
「我々は電子フォームワークフローセットをより深く知っていただくために、体験セミナーを定期的に開催しています。Javaやシステムの前提知識などはまったく必要のないセミナーなので、電子フォームワークフローセットの開発の容易さ、直感的な操作性を体験されたい方はお気軽に足を運んでいただければと思います」(若林氏)※日立製作所の「Cosminexus」関連セミナー情報はこちら
業務改善には、そのシステムを実際に使う現場の従業員の視点が欠かせない。“体験”が伴うことで、より深くこのソリューションを理解できるだろう。ワークフローの必要性を感じている経営者やITマネージャは参加を検討してみてはいかがだろうか。
業務の見える化を実現
株式会社日立製作所
セミナー
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ホワイトペーパー
【事例紹介】「電子フォームワークフローセット」でシステム連携を実現し、業務のスピードアップと情報精度の向上に大きな成果
「電子フォームワークフローセット」の導入により、ペーパレスを実現して、業務効率の向上に貢献した事例をご紹介します。
導入のポイント
・使い慣れた帳票をブラウザ上に忠実に再現
・業務の流れを定義ツールを用いて簡単に表現
・業務の進捗具合を担当者自身で確認することが可能
【事例紹介】「電子フォームワークフローセット」で業務改革・SOX法対応の支援に大きな成果
「電子フォームワークフローセット」で業務改革・SOX法対応の支援に大きな成果をあげた事例をご紹介します。
導入のポイント
・使い慣れたEXCELの帳票イメージで電子化できる
・モバイル環境での申請業務ができる
・SOX法対応に向け監査作業の省力化が見込まれる
・作業プロセスの可視化ができる