全体最適化で進めるCTCのグリーンIT戦略
SOIは次世代共通ITインフラのビジョン
従来のITシステム構築では、システム毎に、設置場所,ネットワーク,ストレージ,サーバ及びOS,ミドルウエアを個別に用意したサイロ型でシステム構築が行われていた。その為、予算も、運用も、個々のシステム毎に細分化されていた。結果として、サイロ型システムでは、個別最適化は行えても、全体としては最適化が行えず、柔軟性に欠け、リソースの無駄も多い状況になっていたといえる。
この状況に対して、CTCでは、各システムからITインフラを独立・統合し、ITリソースをサービスとして、各アプリケーションへ提供すべきと考え、「サービス志向のインフラストラクチャ(Service Oriented Infrastructure )」というキーワードから、頭文字をとり SOI と命名した。 CTCではこのSOIのビジョンをwhitepaper としてまとめ、活用・提供している。更に、SOIのビジョンに即した各種のソリューションや構築・運用支援サービスのメニューを用意している。
次世代の共通ITインフラとなるSOI
システム個々にピーク時の負荷に合わせたITインフラを用意すれば、無駄なリソースが多く発生することになる。SOIによるリソースプールであれば、負荷状況に応じITシステムにリソースを配分できるので、余力分は最小限に抑えることができるのだ。これにより、SOIではITインフラ集約による効率化だけでなく、リソースプールの柔軟性でより大きな省エネ化が実現できることになる。これは、技術的にはTechnoCUVICのサービスですでに利用されているものであり、CTCではすでに実証済みの技術でもあるのだ。
ページリンク
- P1 グリーンIT実現のための3つのアプローチ
- P2 SOIは次世代共通ITインフラのビジョン
- P3 ITを考慮したファシリティマネージメントのITFM
- P4 CTCグループ企業をあげてグリーンITソリューションを展開
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- 【第1回】
- 全体最適化で進めるCTCのグリーンIT戦略
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