全体最適化で進めるCTCのグリーンIT戦略
CTCグループ企業をあげてグリーンITソリューションを展開
「グリーンIT実現のための3つのアプローチがあり、その3つが深い繋がりを持っていて、相乗効果を発揮できることこそがCTCの強みです。」
プロダクトマーケティング室 インフラソリューション推進部 ソリューション推進第2課の野口 浩氏は、プロダクト、SI、データセンターのサービスを多面的に展開ができるのが、CTCの他社には見られないユニークな点だと説明する。これがデータセンター専業の事業者であれば、自社のデータセンターを利用することだけが、ハードウェアベンダーであれば省エネ機器を新たに導入することだけが、グリーンITの解決策として提案されるかもしれない。グリーンIT実現のために、各々の企業の現状で何をすべきなのかを考え、最善の提案を行う、そういったオーダーメードのアプローチができるのが、CTCの強みとなっているのだ。
SIからデータセンターまでもサービスとして提供するベンダーは他にも存在するだろう。それに対しCTCには、マルチベンダーとしての強みがある。CTCには東京九段にシステムの検証センターがあり、そこではグリーンITに効果的な機器やソフトウェアをマルチベンダー環境で早い段階から検証し評価を行っている。たとえば、今やサーバ仮想化技術として代表的なVMware社製品についてもかなり早い段階から検証、評価を行っており、レアな技術情報にも精通しているとのこと。さらに、ただ検証するだけでなく、評価をした製品については積極的に自社データセンターでも活用し、そこで実践した結果を顧客に新たにサービスとして提供しているのだ。
プロダクトマーケティング室 インフラソリューション推進部
ソリューション推進第2課
塩田武臣氏
「以前より海外マーケットからよいものをいち早く見つけ出す、先見の明がCTCにはあります。そしてそれらを日本のニーズに適合させる検証環境も備えています。SIとしての豊富な実績、グリーンITを実現するデータセンター構築のノウハウ、そしてCTCと伊藤忠のもつグローバルネットワークをフルに活用することにより最新のグリーンITテクノロジーを世界から日本へいち早く紹介しています。」
プロダクトマーケティング室 インフラソリューション推進部 ソリューション推進第2課の塩田武臣氏はこう語る。
2008年12月12日には、「CTC×GREEN 〜ITインフラを考える3つの切り口〜」と題したセミナーを開催する。このセミナーは、ユーザ企業の企画部門、情報システム部門を対象としたもので、企業がグリーンITをどのように捉え、効率化と両立するにはどうすればいいのかのアイデアを提供する予定だ。また、最新のサーバやストレージ、実際に目白坂データセンターで導入された数々のグリーンIT技術についても紹介する。
ページリンク
- P1 グリーンIT実現のための3つのアプローチ
- P2 SOIは次世代共通ITインフラのビジョン
- P3 ITを考慮したファシリティマネージメントのITFM
- P4 CTCグループ企業をあげてグリーンITソリューションを展開
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- 【第1回】
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