Appleは米国時間4月8日午前10時、「iPhone OS」に関するイベントを開催した。ここでは同イベントの様子を時間軸に沿ってお届けする。
10:03:Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が登壇。
10:05:まずは、「iPad」の最新動向。The Wall Street Journal、USA Todayの好意的なレビューに言及。30万台のiPadが初日に販売され。8日時点で45万台が販売された。
10:05:iBooksは最初の24時間で25万ダウンロード。現時点で、60万以上がダウンロードされている。
10:06:100万のiPadアプリが最初の24時間でダウンロードされた。現時点では350万。
10:07:App Storeの最新動向。40億アプリがこれまでにダウンロードされる。18万5000のアプリが用意されている。iPadアプリは3500本以上。
10:09:Jobs氏が「Scrabble for iPad」「Labryrinth 2」などさまざまなアプリのスクリーンショットを披露。
10:11:iPhoneは5000万台以上が販売された。iPod touchも含めると8500万台以上となる。
10:13:iPhone OS 4.0は今夏リリース。開発者プレビューは今日リリースとなる。1500以上の新しいAPIを追加。カレンダー、フォトライブラリ、静止および動画カメラデータ、クイックルック、SMSにアクセスできるようになる。
10:14:100の新しいユーザー機能を追加。その一部として、プレイリストの作成、カメラの5倍デジタルズーム、Bluetoothキーボード、ホームスクリーンの壁紙などがある。今日はそのうちの7機能を説明。まずは、マルチタスク。
10:15:導入は簡単だが、使用するアプリをスローダウンさせないようにしたとJobs氏。
10:16:デモを開始。メールのリンクをクリック。Safariが立ち上がるが、メールに戻る。ホームボタンをダブルクリックする。稼動しているアプリのウインドウがスクリーン底部にポップアップする。
10:18:一度に12のアプリが動いている状態を披露。
10:20:iPhone SoftwareのシニアバイスプレジデントScott Forstall氏が登壇。マルチタスクについて説明。「膨大な量のアプリを精査し、バックグラウンドの稼動で必要となるサービスを抽出した。そして、パフォーマンスを落とさないようにこれらのサービスを実装した」とForstall氏。開発者が使用していたこれら「サービス」は今後、Appleの提供するAPIとなる。Forstall氏は、7つの目立ったサービスがあると述べる。