松岡功の一言もの申す
特集

松岡功の一言もの申す

毎週木曜日公開の本連載では、ITジャーナリストの松岡功氏がエンタープライズIT業界のニュースや潮流を取り上げ、独自の見解を述べる。

記事一覧

  • DXのユーザー事例は投資対効果の割合を明示せよ

    DXのユーザー事例は投資対効果の割合を明示せよ

    DXに取り組む企業の参考になればと、DX支援ベンダーなどから、DXによって業務の効率化などさまざまな効果を上げているユーザー事例が数多く紹介されている。だが、それらはビジネスとして成り立っているのか。ユーザー事例として「成功」を証明するためには「投資対効果」を明らかにすべきではないか。

    2024-08-01 10:38

  • 企業は社会課題の解決とビジネスを両立できるのか

    企業は社会課題の解決とビジネスを両立できるのか

    サステナビリティーの実現に向けて社会課題の解決を目指すことを大々的に打ち上げる企業が増えてきた。だが、社会課題の解決と収益を追求するビジネスを、企業は果たして両立することができるのか。このテーマに関する最近の2つの動きから探ってみたい。

    2024-07-25 10:51

  • 「経営ダッシュボード」の一般社員開示でNECは何を目指しているのか

    「経営ダッシュボード」の一般社員開示でNECは何を目指しているのか

    企業におけるDXの一環として、経営情報を画面上で一覧できるようにした「経営ダッシュボード」を活用する企業は増えているが、それを経営層だけでなく一般社員まで開示するという取り組みは珍しい。NECが社内DXでそうした取り組みを進めていることを明らかにした。これは大きな組織改革でもある。NECは何を目指しているのか。

    2024-07-18 10:14

  • ハードウェアベンダーは製品のエネルギー効率をもっと前面に押し出せ

    ハードウェアベンダーは製品のエネルギー効率をもっと前面に押し出せ

    生成AIの普及によって懸念されるのが、そのITインフラとなるデータセンターおよびそこで使用するサーバーやストレージなどのハードウェアの電力消費量拡大だ。GXに逆行しかねないこの問題を、私たちは深刻に受け止めるべきだ。問題意識は高まってきているが、本稿ではハードウェアベンダーに製品のエネルギー効率をもっと前面に押し出してアピールすることを訴求したい。

    2024-07-11 10:53

  • NICTが2025年大阪・関西万博に向けて開発中の「多言語同時通訳」とは

    NICTが2025年大阪・関西万博に向けて開発中の「多言語同時通訳」とは

    情報通信研究機構が「2025年大阪・関西万博」に向けて、AIを活用して英語から日本語、中国語、韓国語に同時通訳する技術を開発し、テキストだけでなく音声でも提供する計画だ。1対1だけでなく「1対n」の多言語同時通訳が実現すれば、日本と世界の壁はさらに低くなりそうだ。

    2024-07-04 10:30

  • 食品ロスをマインドセット転換とデジタル活用で防げ

    食品ロスをマインドセット転換とデジタル活用で防げ

    消費者庁などは、食品ロスについて新たな統計結果を公表し、2022年度の食品ロス量の推計値と、その推計値による経済損失および温室効果ガス排出量の推計結果を示した。ここ数年は関係各所の取り組みの強化により減少傾向にあるが、それでも「毎日、日本全体でおにぎり約1億個分のお金を失っている計算になる」とのことだ。私たちのマインドセットを変えるとともにデジタル技術をフル活用して、この問題に立ち向かうべきだ。

    2024-06-27 10:30

  • 戦略的投資を行うデータセンター事業の勝算は?--NTTデータグループ新社長に聞いてみた

    戦略的投資を行うデータセンター事業の勝算は?--NTTデータグループ新社長に聞いてみた

    NTTデータグループがグローバルでのデータセンター事業に一層注力していく構えだ。クラウドサービスやAIの活用によって需要拡大が見込めるが、競争も一段と激しくなりそうな分野だ。果たして、どれほどの勝算があるのか。

    2024-06-20 12:23

  • 業務の自動化が進むAI時代に人は創造的な仕事へシフトしていけるのか

    業務の自動化が進むAI時代に人は創造的な仕事へシフトしていけるのか

    AIによって業務の自動化が進めば、人手不足の問題が緩和される一方で、仕事を奪われる人も出てくる。ならば、人はもっと創造的な仕事へシフトしていけばよい――AIと人の関係を巡ってはこんな論調が主流になりつつある気がするが、本当に誰もが創造的な仕事へシフトしていけるのか。今回はこの点について、この分野に関連する最新の調査結果を機に考察したい。

    2024-06-13 10:52

  • 政府が進める「能動的サイバー防御」で「攻撃元の特定」は本当にできるのか

    政府が進める「能動的サイバー防御」で「攻撃元の特定」は本当にできるのか

    サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」(アクティブサイバーディフェンス:ACD)の導入について、政府が法整備に向けて動き出した。この取り組みには「攻撃元を特定して無力化する」ところまで想定されているが、果たしてそれが技術的に可能なのかどうか。サイバーセキュリティの専門家に聞いてみた。

    2024-06-06 10:55

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  3. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  4. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

  5. セキュリティ

    従来型のSIEMを使い続ける弊害とSOC運用を高度化するサイバーセキュリティ対策の進め方

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]