すべての企業にビッグデータを--ビッグデータ活用に向けたフラッシュ対応アプライアンス「SFA7700」が登場

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2013-09-09 11:00

[PR]データダイレクト・ネットワークス(DDN)の「SFA7700」を紹介する。同製品はビッグデータ活用に最適な、大規模・高容量の、ハイブリッドフラッシュ対応のストレージアプライアンスだ。

 スケーラブルストレージプラットフォームを提供するデータダイレクト・ネットワークス(DDN)が、大容量で高密度の新ストレージ製品を新たに市場投入する。ハイブリッドフラッシュ対応のストレージアプライアンス「SFA7700」だ。

 データ量が増え続け、ビッグデータの活用が注目される中、DDNではビッグデータ活用の成功の鍵がストレージプラットフォームの選択にあると見ている。ビッグデータを活用するにあたっては、最短の時間でデータを検索し、価値のある分析結果を引き出さなくてはならず、ストレージの性能やデータの安全性、システムの管理性など、多くの要件が求められるためだ。

 新製品のSFA7700は、ビッグデータ活用に最適なプラットフォームだという。同製品は、DDNが2009年に発表したストレージエンジンのためのアーキテクチャ「Storage Fusion Architecture」(SFA)がベースとなっている。SFAをベースとしたストレージは、ストレージコントローラーに最先端のCPU、システムバス、メモリアーキテクチャなどを導入し、DDNが長年にわたって培ってきた独自のRAIDエンジンやデータ・マネージメント・アルゴリズムと融合させたもので、リアルタイムのスループット性能に加え、HDDおよびSSDに最適化された低遅延アクセスで高いIOPS性能を実現する。

 では、SFA7700の具体的な特徴を見てみよう。

小規模システムから大規模システムまで

 SFA7700の大きな特徴は、小規模でスタートし、性能や容量の要件に合わせて拡張できるモジュール型のシステム構成になっている点だ。60台のドライブを収容可能なモジュール化ベースのエンクロージャー(SFA7700本体)と最大84台のドライブまで拡張可能な4Uエンクロージャー(SS8460)により、必要に応じて規模が拡張できるのはもちろん、電力や冷却、ラックスペースなどの効率化も可能だ。アプライアンスに4つのエンクロージャーを追加した場合だと、最大1.2ペタバイトもの容量が確保できることになる。

 並列ファイルシステムとしてDDNは「EXAScaler」および「GRIDScaler」を用意。どちらもI/O負荷の高いワークロードを高速処理が可能なハイパフォーマンスファイルシステムだ。EXAScalerは、オープンソースの「Lustre」ファイルシステムとDDNのHPCストレージテクノロジーを組み合わせたアプライアンスで、HPC環境におけるスループットの拡張性やファイルシステムのロック制御機能などの要求を満たすことが可能だ。また、GRIDScalerは、NFS/CIFSゲートウェイによって顧客の要求に応じて並列ファイルシステムをNASと同様に扱うことが可能なソリューションで、大容量データ、非構造化データも容易に処理できるよう設計されている。もちろん上記以外のファイルシステムでも、オープンソースのXFSなどを利用して、より安価に大容量ストレージシステム構築することも可能だ。

 また、SFA7700には、ハードディスクドライブ(HDD)とフラッシュドライブ(SSD)という2つのハイブリッドメディアの価値を最大限に引き出す「Storage Fusion Xcelerator」(SFX)テクノロジーが新たに導入されている。同テクノロジーは、SFX Read、SFX Write、SFX Instant Commit、SFX Context Commitという4つのモードで構成されており、アプリケーションに合わせてメディアを変更、HDDの経済性とSSDの高い性能を両立させることが可能となる。DDNによると、SFXを採用することで「コストが70%削減でき、電力要求が85%削減でき、応答時間が95%改善される」という。

 さらには、SFA7700のファイルシステムとDDNが提供するクラウド向けオブジェクトストレージ・WOSを連携させることが可能だ。DDNのソリューションを組み合わせることにより、グローバル企業が遠隔地でコラボレーションすることや、クラウドにファイルをバックアップしてディザスタリカバリに備えることもできるという。また、管理ツールとしては「DirectMon」を提供。数十から数百のシステムを直感的に一元管理でき、管理コストを削減するとしている。

すべての企業にビッグデータを

 SFA7700により、高トランザクションや負荷の高いワークロードでもリアルタイムでデータが解析でき、ビッグデータを活用できるようになるという。ライフサイエンスや金融、エネルギーなど、HPCを活用するような業界はもちろん、政府機関など高い安全性が求められる業界、大量コンテンツを抱えるメディア業界、インターネット企業などで大容量かつ高速なストレージを運用している企業など、SFA7700を活用できる組織は幅広い。

お問い合わせはこちら
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン 営業部
メールアドレス:team-jpsales@ddn.com
電話番号:03-3261-9101

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