読みながら実践!「お名前.comVPS」を使ってローカル環境のクラウド移行してみた。~いま、注目のVPSサービスの賢い活用法~

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2012-06-21 11:00

[PR]社内リソースの効率化や効率的な情報共有、BCPの観点でも期待されているクラウドだが、クラウドへの移行は一筋縄ではいかない場合も多い。そんな中、仮想専用サーバ(VPS)が注目を浴びている理由とは。

自由度が高く使い勝手が良いVPS

 企業がビジネスを行ううえでクラウドは欠かせないものになってきている。クラウドが期待される理由の1つは、必要に応じて業務を“外出し”することで、社内外のリソースを効率的により使えるようになることだ。例えば、メールやスケジュールをクラウドに移行すれば、社員はどこにいてもそれらを利用できるようになり、IT部門はサーバ管理から解放されることにもつながる。

 とはいえ、クラウドへの移行は一筋縄ではいかない。移行にともなってインフラの管理内容や業務内容が大幅に変わることもある。実際、クラウドへの移行を決めたものの、要件の定義などに時間がかかり、移行プロジェクト実施は数年後といったケースはしばしば聞かれる。そんななか自由度が高く使い勝手のいいサービスとして注目を集めているのが仮想専用サーバ(VPS)だ。

お名前.comのVPSサービスのコンソール画面
お名前.comのVPSサービスのコンソール画面

 VPSはそもそも、Webサーバのホスティングを中心に利用されてきたものだ。だが、レンタルサーバとは違って、インストールできるOSを自由に選択できたり、OSのroot権限を取得してアプリケーションを自由にインストールできたりといった特徴がある。さらに、ここにきて、低価格で高品質なVPSが提供されるようになったことで、さまざまな業務アプリケーションのホスト先として利用されるようになってきたのだ。

 例えば、従来は部門導入していた各種サーバの利用だ。プロジェクト管理ツールやバグトラッキングシステムなどは、部門の特性や社内規程、OSやソフトのバージョンの違いなどの理由から全社的なインフラが構築できない場合もある。そうした場合、VPSを利用して社外に環境を構築し、セキュリティを確保したうえで利用するわけだ。

 Webサイトの構築や開発用のサーバとしての利用シーンも多い。近年では社内インフラを仮想化したうえで開発者に仮想サーバを配布することも増えてきたが、VPSでは、OSの再インストールや初期化が容易に行えるため、それと同じような提供の仕方が可能だ。

低価格で高品質 お名前.com VPSの魅力

 そうしたVPSサービスの中でも、最近、低価格と高品質さで注目度が増しているのが、GMOインターネットが提供する「お名前.com」のVPSサービスだ。同社は今年、コストパフォーマンスの高く、使い勝手のいい新しいVPSサービスを投入した。

 同サービスでは、例えば、メモリ2GB、HDD 200GBを搭載したプランは月額1153円(12ヶ月払い以上の場合)から利用できる。パフォーマンス面でも、他のVPSサービスを上回るベンチマーク結果を出している。これらの価格と性能は、2012年6月時点で利用できるVPSサービスの中でもトップクラスに位置している。

お名前.com VPSの基本スペック
お名前.com VPSの基本スペック

 機能面では、他社にない特徴として、大きく2つ挙げることができる。1つは、ISOファイルへの対応だ。ISOファイルをサーバにアップロードし、ブートイメージとして利用することができる。VPSにインストールできるOSとしては、あらかじめいくつか用意されているが、それ以外のOSであっても、ISOイメージからインストールが可能だ。

 また、ローカルで作成したISOイメージをサーバにアップロードして、VPSからマウントできる機能も有する。VPSやクラウドではデータを利用するにあたって、データや環境をどう移行させるかが課題になりがちだが、お名前.comのVPSではこれらもスムーズに行うことができるのだ。

 他社にないもう1つの特徴としては、準仮想化ドライバーである「Virtio」の機能をON/OFFできることが挙げられる。これは、KVMによる完全仮想化に対応する一方で、Virtioを有効にすることで準仮想化にも同時に対応しているということだ。Virtioを有効にすることで、完全仮想化によるパフォーマンスの低下を抑えることが可能になり、また、インストールできるOSの選択肢の幅が広がるというメリットがある。

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