VentureBeatによると、サンフランシスコで開催されたWeb 2.0 SummitにHewlett-Packard(HP)の元最高経営責任者Carly Fiorina氏が米国時間10月20日、インタビュアーのJohn Battelle氏とともにステージに上がり、うわさになっている上院議員選の出馬や、乳がんとの闘病生活について語ったという。
まず、周囲を驚かせたのは壇上に上がったFiorina氏の髪型。同氏は8カ月間にわたる闘病生活の結果、このような髪型になったと述べた。今は健康な体に戻ったという同氏は、上院選出馬を言明することは避けたものの、議会は米国での小規模企業運営や革新の促進方法を分かっていないなどの持論を展開している。またインタビューでは、HPの現CEOであるMark Hurd氏に賛辞を送り、自らの過ちを認めた。過ちの例として、同氏は機能不全に陥った取締役会を正さないまま、Compaqの買収に専念してしまったことを挙げている。