米国時間10月29日、Linuxディストリビューション「Ubuntu 9.10」の正式版が公開された。デスクトップ版とサーバ版ともに、クラウドコンピューティングに向けた機能が強化されている。
「Ubuntu 9.10」のサーバ版に組み込まれる「Ubuntu Enterprise Cloud」は、「Eucalyptus」ソフトウェアパッケージ上で構築されたテクノロジで「Amazon Web Service(AWS)」の多くの機能が実装される。デスクトップ版では、クラウドに接続するのは「Ubuntu One」と呼ばれるサービスであり、これを使うと、複数のマシンに保存したファイルを同期したり、それらを中央サービスでバックアップしたりできる。
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