Amazon.comが米国時間12月14日、クラウドと企業内のITインフラを接続するためのセキュアなブリッジである「Amazon Virtual Private Cloud」(Amazon VPC)ベータ版をAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)ユーザーすべてに公開した。Amazonは8月よりAmazon VPCを限定ベータ版として一部で提供してきた。Amazon VPCを利用する企業は社内システムとAmazonのクラウドサービスをIPSec-VPNで接続することができる。Amazon Web Servicesは、EC2の予約インスタンスや長期契約、ボリューム価格の導入、さらにはIBMやOracle、BMC、Red Hatといった大手企業ソフトウェアベンダーとの提携やサービス品質保証契約の導入によって、この2年間でますます拡大している。Amazon VPCはこのように、企業にとって使いやすいクラウドサービスを提供する一環として提供される。
米アマゾン、「Amazon Virtual Private Cloud」ベータを全EC2ユーザーに公開
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