Excelsiorは、Javaアプリをネイティブアプリへ変換するツール「Excelsior JET 6.0」をリリースした。
Excelsior JETは、Javaで作成されたクラスやjarファイルを、ネイティブアプリケーションに変換するツール。変換することで、逆コンパイルから保護し、JRE(Java実行環境)に依存しないJavaアプリケーションのインストーラを作成することが可能だ。
Excelsior JET 6.0では、新たに「Java SE6」に対応し、サポートするプラットフォームはWindows Vista、Red Hat Enterprise Linux 5が追加された。Java SE 5.0 UPDATE13以降もサポートする。
今回のリリースで追加された機能としては、Excelsior Installer wizardによりWindows上での一般的なインストールを実現したほか、JetPackIIを用いることで、新たに更新パッケージを作成した際に、オリジナルインストールから新たに追加・更新されたファイル・ディレクトリの違いの追跡が可能になった。
さらに、IntelliJ IDEA 7.0で動作するIntelliJ IDEA プラグインの更新や、効率的なメモリ管理、より良いレジスタアロケーションによる性能向上が挙げられている。
サポートされる開発環境、および実行環境の詳細はExcelsiorのWebサイトに掲載されている「Excelsior JET System Requirements」を参照して頂きたい。