Sun Microsystemsは米国時間1月18日に、スピードアップした「UltraSPARC T1」(開発コード名「Niagara」)プロセッサ搭載サーバを発表すると見られている。また、同時に次世代ハイエンドチップ「Rock」搭載モデルの、より正確な発売時期が明らかになる見込みだ。
現在の「Sun Fire T1000 Server」は1GHz、「Sun Fire T2000 Server」は1GHzと1.2GHzのプロセッサを搭載するが、新モデルのチップは1.4GHzだ。また、SunでマルチコアSPARC技術のマーケティング担当ディレクターを務めるFadi Azhari氏によると、最大メモリ容量は32Gバイトから64Gバイトに増加しており、チップの高速化とあわせて全体で性能が30%上昇するという。
1.2GHzプロセッサを搭載したハイエンドのT2000に64GBバイトのメモリをあわせると約6万8000ドルになるが、Sunのサイトによると1.4GHzプロセッサへの移行によって価格は上昇し約8万5000ドルになる。
Niagaraプロセッサ搭載サーバは、x86サーバシリーズ「Galaxy」とともに、Sunが適合性と利益、およびサーバ市場でのシェアを取り戻すための2本の柱となっている。
Sunは、1枚のシリコンに複数の処理エンジンを集積するマルチコア技術を積極的に採用することで、SPARCプロセッサの製品群を再び活性化しようとしている。Niagaraは8つのコアを搭載しており、各コアはスレッド(独立した命令シーケンス)を4つ同時に実行できる。2007年後半の登場が予定されている「Niagara II」搭載サーバでは、各コアで8つのスレッド処理に対応する予定だ。
Niagaraのシステムは、1つの仕事を開始して完了するまでの絶対的なスピードよりも、同時にいくつの仕事を達成できるかが重視される、比較的ローエンドの仕事に向けて調整されている。2008年後半に、SunはRockチップを搭載したサーバを発表する予定だ。RockチップはNiagaraのハイエンド版で16コア、処理スレッドの数はもちろん、処理スピードも追求している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
関連情報
-
サン、 「Niagara」プロセッサの正式名称を「UltraSparc T1」に [From CNET Japan]
同社は最新プロセッサ「Niagara」(開発コード名)に「UltraSparc T1」という正式名称を与えることになった。 - サン、サーバ市場でのシェアを回復--米調査 [From CNET Japan]
- サンの「Niagara II」、マルチスレッド処理の方向性を一段と明確に [From CNET Japan]
- サン、「Niagara 3」チップの設計に着手--さらなる性能アップを目指す
- サンの「Niagara 2」、初代チップの低消費電力を継承しつつ高性能化の見通し
- サン、次世代チップ「Rock」で16コア搭載--業績回復の起爆剤となるか
- Sun Microsystems
「ハードウェア」 のバックナンバー
-
CTC、シンクライアントシステム拡充--Windows Server 2008 R2の仮想化技術活用
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、シンクライアントシステム「Trusted Desk Engine」を拡充、Windows Server 2008 R2に標準搭載される仮想化技術を活用したシンクライアントシステムの販売を開始した。 -
日本IBM、新型Xeonを搭載し約50%の性能向上を実現した中小企業向けx86サーバ発表
-
IBM、SSD実装のx86サーバ向け拡張ボードを発表--I/O処理能力は従来の約25倍
-
インテル、「マイクロサーバ」の設計仕様を標準化へ
-
インテル、次世代メモリの実用化で前進
- ハードウェア 一覧へ »
-
日本モバイルインターネット端末市場分析 〜2008〜2012年のMID及びスマートフォン...
- 電力消費量を可視化〜!身近なPC管理から始めるグリーンIT統制〜
- 中堅企業におけるテクノロジーと成長
- 【SUN xVM portfolio】ダイナミックなデータセンターのための仮想化プラットフォーム
- 企業コスト削減の傾向と対策 〜最新アプローチのトレンド〜
- 高パフォーマンス・データベースの実現に向けたステップ
- パンデミックでも社員を守り業務継続を支援する
- 大容量ファイル、機密情報データの受渡しに! ~~ ファイルエクスプレス ~~
- インターネットセキュリティにおける今後の展望’09-’10
- データセンタとサーバルームの動的な電力変動
企画特集
-
マネジメントの「コラム」と「コネタ」
今日のキーパーソンは誰? -
大丈夫?あなたの会社のセキュリティ対策
中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティを考える -
求めているのはSIerのエンジニア!!
連載インタビュー第1話、グリーCTO藤本氏が語る -
企業ITシステムの企画、構築、運用のイロハ
戦略的なITシステムのために、今考えるべきポイント -
進むストレージ環境の見直し
仮想環境に最適なiSCSIストレージLeftHandのメリット -
100万円で実現!中小企業の情報漏えい対策
中小企業の課題!?セキュリティ管理者不在でも大丈夫 -
最大32個のセンサーが電力を徹底管理!
『省エネ性能』追求HPx86サーバー徹底レビュー -
―エン・ジャパン厳選求人☆毎週更新―
ハンゲームの社長が語る・人材とサービスの在り方 -
【最終警告】パンデミック対策特集
サービス品質を保証するためのリスクマネジメントとは -
J-SOX法制定により内部統制の整備が急務に
重要性高まるActive Directoryの課題と対処法を公開中 -
VMware OEMベンダー6社を独占インタビュー
IBM、HP、NEC、DELL、日立、富士通のVMwareの取り組み -
急増するオンライン犯罪への解決策!
オンラインサービス保護ソリューション -
情報漏えいを食い止める!
証跡としての信用力を高めるメールアーカイブとは?
-
1.並列性のための包括的ソリューション
Intel Parallel Studioが、いかにVisual Studioを拡張し、並列プログラ... -
2.Advisor概要
Intel Parallel Advisorについての2分間の概要紹介で、プログラマが自分...
新着企業動向
-
「韓国ポイント市場の展望と課題」出版
データリソース -
TIS・日本HP・ネクスウェイ共催 “現場力”最大化を見据えた“攻めのIT投資”事例セミナー
ネクスウェイ -
「大江戸セキュリティくろすわーど」好評につき期間延長しました!(11/15まで)
日立システムアンドサービス -
Dojo(道場)
テンダ - 企業動向一覧へ»
