iSuppliは米国時間9月2日、2010年第2四半期のPC出荷台数の調査データを公開した。それによると、Hewlett-Packard(HP)が1495万台で第1位となり、以下、Dellが1054万台、Acerが1019万台、Lenovoが832万台、東芝が445万台となったという。
Acerは、ここ2年間急速に成長し、2009年10月以来第2位の座にあったが、出荷台数が前四半期から6.2%落ち込み、第3位となった。なお、Dellの出荷台数は前四半期より1.2%少なかった。一方、PC市場全体は1.1%増加し、出荷台数は8250万台だった。
iSuppliのアナリストMatthew Wilkins氏は、Acerの出荷台数の減少は同社がノートブックに注力していることと関係があると考えている。法人顧客が「Windows 7」を搭載したPCへの買い替えをゆっくりとだが着実に始めているため、デスクトップの出荷が増えており、PC市場の成長につながっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。