米国カリフォルニアに本社を置くスリーパー・データ(3PARdata)は6月6日、日本ユニシスグループのネットワークインテグレーターであるユニアデックスと顧客サポート分野で提携を行うと発表した。
スリーパー・データは、1999年5月にサン・マイクロシステムズ、サーバグループのエンジニアによって設立されたストレージベンダー。ユーティリティストレージを標ぼうする「InServストレージサーバファミリー」をはじめとした製品群を持ち、日本では、ネットワンシステムズ、日商エレクトロニクスといった販売パートナーを通じて、すでに30社(団体)の導入実績があるという。また、5月10日には日本法人の設立も発表している。
今回のユニアデックスとの提携は、顧客サポート分野におけるもの。ユニアデックスは、7月10日より、国内200カ所以上のサービス拠点を通じて、ハードウェアおよびソフトウェアのインストールサービス、コールセンターでの顧客サポート、オンサイト保守サービスを提供する。
来日した、スリーパー・データ社長兼最高経営責任者(CEO)のDavid Scott氏によれば、同社の日本における売上は、米国外での全収益の約60%に相当するという。ユニアデックスとの提携と合わせて、今後も積極的に販路の拡大を続け、大企業、サービスプロバイダー、政府機関などを対象にした新規顧客の開発、事業拡大を目指すとした。