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SAPとインテルが提携、中小企業向けサーバパッケージ製品を発売へ

SAPがインテルと共同で、SAP製ソフトウェアを搭載した中小企業向けサーバ製品を発売した。追加設定なしで利用できるパッケージ製品で、ITシステムの総所有コスト(TCO)削減に役立つという。(Reuters)

文:Reuters
翻訳校正:藤原聡美、佐藤卓、小林理子  2008年3月6日 08時38分

 ビジネスソフトウェアメーカーの世界最大手SAPと、チップメーカーの世界最大手Intelが、共同でサーバとSAP製ソフトウェアをパッケージ化した製品を中小企業向けに提供することが明らかになった。

 導入企業が追加設定なしに利用できるこのパッケージ製品は、SAPにとって、自社製ソフトウェアをプリインストールした初のハードウェア製品となる。SAPは現地時間3月4日、ドイツのハノーバーで開催中の情報技術見本市「CeBIT 2008」において、同様の提携を今後も進めていく方針であることを明らかにした。

 「この製品は、製造業、サービス業、および貿易業に携わる中小企業をターゲットにしたものだ。こうした市場では、簡単かつ迅速に実装でき、独自の用途を満たしながらも拡張性にすぐれたソリューションを現実的なコストで求める声が強く、この製品はその要求に真正面から応えたものだ」とSAPは声明の中で述べている。

 SAPがCeBIT 2008で展示しているプロトタイプのハードウェアは、オープンソースソフトウェアの専門企業Novellの「SUSE Linux Enterprise」を採用している。

 SAPはこの製品について、「SAP Business All-in-One」ソフトウェアと「Intel Xeon」プロセッサベースのモジュラーサーバを組み合わせたものであり、中小企業がITシステムの総所有コスト(TCO)を削減するのに一役買うだろうと語っている。

 ドイツに本拠をおくSAPは、大企業の間で獲得している強力な顧客ベースを、より規模の小さい企業にも拡大しようとしている。自社の市場価値を倍増させ、収益性を競合他社に匹敵するレベルにまで引き上げる計画を進めるSAPにとって、こうした取り組みは非常に重要な部分を占めるものだ。

 SAPはさらに、中小企業に狙いを定めたソフトウェアのホスティングサービスという、新たな市場に乗り出す準備も進めている。インターネット経由で提供予定のこのサービスは定額登録制で、顧客のITシステムをリモート管理するサービスも含まれるという。

 SAPは同日、このホスティングサービス「SAP Business ByDesign」のパートナー企業として、新たに21社のITサービス企業と契約を交わしたことも発表した。これでBusiness ByDesignのパートナー企業数は全部で43社となる。

 新しいパートナー企業は、中国、フランス、ドイツ、英国の小規模な企業が中心で、中には今回SAPが初めてサービスを提供することになる国も含まれている。

 SAPはBusiness ByDesignについて、サービスを利用する顧客の数を2008年末までに1000社程度にするのが目標だと語った。

この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ

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http://japan.zdnet.com/news/itm/story/0,2000056188,20368839,00.htm
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