ドコモ、法人向けに携帯電話の制御機能をAPIで提供

松田真理(マイカ)

2009-01-28 20:08

 NTTドコモは1月30日より、企業設備から携帯電話を直接制御できる、法人向け組み込み型サービス「ビジネスmoperaコマンドダイレクト」の提供を開始する。

 ビジネスmoperaコマンドダイレクトは、携帯電話の設定変更やデータ送信、紛失時のロック機能などを部品化(API化)して法人向けに提供する。顧客の企業設備に組み込み、自社アプリケーションから携帯電話にロックをかけたり、電話帳データや同報メッセージを送信したりできる。

 ドコモでは「従来のネットワークサービスは、あらかじめ対象となるユーザー情報をドコモのサービスに登録する必要があり、自社で管理するユーザーデータベースとは別に運用する煩雑さがあった。しかし、ビジネスmoperaコマンドダイレクトは、企業設備にあるデータベースと連携して制御できるため、ユーザー情報の管理を一元化し、利便性も向上する」としている。

 問い合わせは、ドコモの法人営業担当で受け付けるとのことだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]