ニイウスとそのグループ会社のユーディービィー・リナックス・ジャパン(以下、UDB LINUXジャパン)およびノベルは5月31日、UDB LINUXジャパンの検証施設である「UDB LINUXジャパンLinuxセンター」(以下、Linuxセンター)が本格的なエンタープライズ向けの検証センターとして稼働開始したと発表した。
UDB LINUXジャパンは、2004年8月にノベルとSUSE LINUXの販売契約を締結。同社のGoledパートナーとしてエンタープライズ向けLinuxソリューションの提供を行ってきた。2005年1月には自社内にLinux専用の検証施設としてLinuxセンターを開設している。今回、エンタープライズ用Linux OSとして「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9」を導入したことで、企業向けの検証環境が強化され、信頼性の高いソリューション提案が可能になったという。
併せてUnix、AIX 5L/Linuxエントリー・サーバの新モデル「IBM eServer pSeries p5モデル520」と「IBM eServer OpenPower」を導入。ミッションクリティカルな分野におけるLinuxの利用を加速する。
今後Linuxセンターでは、企業におけるLinux導入を強力に推進するために、ノベルの提供するLinux製品ラインおよびパートナー企業の各種ハードウェア、ソフトウェアを活用しての性能検証、接続検証、問題解決やソリューションのデモンストレーションを行うとしている。