ターボリナックスは5月31日、アプライアンスサーバ用Linux OS「Turbolinux Appliance Server 2.0(TLAS2.0)」向けに、ウェブメールツールや迷惑メール防止ツールなどをプラグイン化し、無償提供すると発表した。
TLAS2.0は、オープンソースのサーバ設定管理ツール「BlueQuartz」ベースのインタフェースを採用し、操作性を高めたサーバ用Linux OS。専任の管理者がいないSOHOや、教育機関などへの導入に向けて販売している。
今回は、人気の高いオープンソースのサーバ用ツールをプラグイン化して提供する。当初用意するプラグインは、ウェブメールツール「Open WebMail」、迷惑メール対策ツール「SpamAssassin」、ウェブサーバ帯域制御ツール「mod_cband」、データベースのアクセスコントロールツール「phpMyAdmin/phpPGAdmin」、移行ツール「CMU」の合計5種類。
いずれもTLAS2.0のパッケージ管理ツール「Turboプラス」からインストールを行える。ターボリナックスでは今後、PHPの高速化ツールや、ウェブコンテンツ管理ツール、商用ソフトウェアの試用版などもプラグイン化して提供するという。