UPDATE Microsoftは米国時間4月25日、同社が開発を進める次期Windows Server(開発コード名「Longhorn」)について、初のパブリックテスト版の提供を開始した。
Longhornの発売は2008年まで開始されない可能性があるが、コードを仕上げてRTM(メーカー向けのリリース)に進むことを2007年中に計画している、とMicrosoftは述べている。
MicrosoftのWindows Serverグループでシニアプロダクトマネージャーを務めるWard Ralston氏は、「発売開始が2008年になる可能性もあるが、具体的な時期については未決定だ」と述べている。
Microsoftが同製品のRTM版を完成させた時点で、コードのダウンロードが企業向けに可能となるが、新しいサーバを使った長期にわたる検証プロセスを企業は実施する。サーバメーカーは、Longhornを自社の新システムに加えるために、各社でスケジュールを立てている。Ralston氏によると、Microsoftは同製品の開発は順調に進んでおり、新しいテスト版である「Beta 3」を広範に及びテスターに配布し検証してもらう予定だという。
Ralston氏は、「われわれはできるだけ多くのテスターに検証してもらいたいと思っている」と述べた。これまで2つのベータ版とCommunity Technology Preview(CTP)版がリリースされたが、Microsoftに対するアーリーアダプターや開発者、同社の内部ユーザーに限定されたテスターに向けての提供だった。
Ralstonによると、Beta 3は、先ごろリリースされたプライベートテスト版と同様、完全な機能が提供されているという。これには、新しいコマンドラインインターフェースである「PowerShell」や複数の新しいサーバ機能など新機能も含まれている。Microsoftは、Longhorn Serverの「Beta 2」を2006年5月にリリースしている。Beta 3の次の段階は、完成版に近い「製品候補版」(Release Candidate:RC)になるとRalston氏は述べている。
アナリストは、先ごろの同製品のテストビルドは非常に良く作られていたようだと述べる。Directions on Microsoftでアナリストを務めるMichael Cherry氏は、「とても安定して動作するこのOSに非常に感動した」と語った。Cherry氏によると、Microsoftは多くの技術的な取り組みを進めているが、その内のいくつかは遅々として製品に組み込まれないため、同社がPowerShellを加えることができた点は重要だという。
誰もが2007年中にLonghornが完成すると思っているわけではない。Microsoftが広範にわたるベータ版をリリースしたにもかかわらず、GartnerのアナリストであるJohn Enck氏は、GartnerではMicrosoftが2007年中にメーカーに対してLonghornを提供できる確立は40%ほどで、60%の確立で2008年にずれ込むだろうと見込んでいると述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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