AppleInsiderによると、Appleは「iPhone」や「iPod touch」向けに開発した「Mac OS X」を搭載したミニタブレットコンピュータを開発するプロジェクトを進行させているという。同サイトではこれを「Newtonの復活」と呼んでいる。Newtonとは、Appleが1990年代中頃に発売したPDAで、酷評されたが一部で熱狂的に迎えられた製品である。
AppleInsiderの説明では、この機器はiPhoneよりも1.5倍ほど大きいスレート型で、高解像度のディスプレイとiPhoneと同じタッチスクリーンインターフェースを搭載しているという。また、1月のMacworldで見ることができるかもしれないとも述べている。
これが真実だとすると、AppleはNewtonのようなPDAではなく、Intelのモバイルインターネット端末(MID)の概念を採用したように見える。最近では基本的な携帯電話でもPDAの代わりに使用でき、さらにスタイルも優れているため従来型のPDAの市場は全く存在しない。しかし、現段階ではUltra Mobile PC(UMPC)やMIDについても巨大な市場が存在するわけではない。
AppleのMac OS Xとマルチタッチインターフェースは、UMPCやMIDの概念を全く独自に実現するものだ。Intelとパートナーが先週開催されたIntel Developer Forum(IDF)で披露した多くの機器は操作にスタイラスペンを必要とし、PDAを思い起こさせる。AppleInsiderが報じたワイド画面のスレート型の機器なら、使い方の幅も広がるだろう。また、iPhoneやiPod touchと比べて画面が大きいようなので、ランドスケープモードでのタッチスクリーンキーボードの使用がさらに容易になるかもしれない。これはiPhoneユーザーから要望が多かった点である。
普通の人々が使用するために設計されたモバイル機器をめぐって機運が盛り上がっているが、Appleが今後12カ月以内、2008年のどこかの時点で3つめのマルチタッチ機器を発売するとしたら驚きだ。現在、iPhone、iPod touch、Newton 2.0が成功だと言い切れるほどApple製のハンドヘルド型機器に対する関心が高いのかは不明だ。
AppleInsiderが報告している発売時期(2008年上半期)は、Intelがこうした機器向けの設計となる低電力プロセッサである「Silverthorne」の発売予想時期と一致する。Intelの幹部は先週、Silverthorneを搭載した機器でAppleと提携する可能性については口を閉ざしたが、おそらくAppleについて軽率に発言して後々とがめられるのを恐れたのだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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